ダークナイトライジング
バッドマンはノーラン監督が手掛けてからのファン。
それまではアメコミのイメージがぬぐえず、全く興味を持てなかったのですが
ノーラン監督の手にかかると奥が深く、単なるアメコミとなめてかかると怪我するというか
本当に素晴らしい作品に仕上がっています。
前作のダークナイトより4年の月日が経ち、
「マスクが無くても人は誰でもヒーローになれる」という
強く熱いメッセージを感じる様な今作。
キャストやスタッフ、そしてノーラン監督の並々ならぬ意気込みを
投影されている様な仕上がりになっており、一言で言うと「最高」でした。
半引退状態に陥り、完全なるひきこもり状態になっていたブルースウェイン。
しかしバッドマンへの復習を誓うテロリストのベインの周到で暴力的な計画に
ブルースウェインはバッドマンとしての復活を遂げます。
ブルースの生身の人間として一人で立ち上がる強い意志の力に感銘を受け、
バッドマンとしてではなく、ブルースの再起を感じさせてくれました。
今作品ではオープニングの上空での宙吊シーンやスタジアムの爆破等
かなりの迫力のシーンが用意されていますが驚く事にこれはCGではないそうで
だからこそリアルな驚きに満ちた作品になっているのだと感じました。
そしてキャットウーマン役のアン・ハサウェイ。
彼女はこれまでお姫様役や可愛らしい役どころが多かったので
この作品で演技の幅を広げたのではないでしょうか。
超!セクシーで素敵なキャットウーマンでお姫様役よりもよっぽど板についていると感じました。
これぞ!娯楽映画の決定版!ともいえるほどのこの作品は
公開直後と昨日の2回観て参りました(笑)
そろそろ映画館で観られなくなると思いますのでまだ観ていないという方は
是非とも迫力のシーンを映画館でご堪能下さい!