結構、売れてるようですが自分も買ってしまいました!

 

 

 

安倍晋三 回顧録 です!

 

テレビ(特にワイドショー)、ニュースでも政治家の
スキャンダルには強い関心を持つけど、具体的な政策には
突っ込んだ話はしないというのが自分のイメージなんで。

 

逆に この本は政策、外交などリアルな政治が伝わってきて、非常に

面白かったです。安倍さんが外交が得意で、実際に長期政権で長く

続くうちに各国との信頼関係が上手く築けました。

 

 

 

 

 

例えば、G7サミットでは 実際に補佐官など首相、大統領を補佐する

役人達が 実際には議題をまとめたりしてます。サミットなんで、そういう

人たちはシェルパと呼ばれてるんですが。

 

移動したり、記念撮影の前などの雑談で 各国のリーダー同士でチラッと

本音など出てくるので、結構そういうのが大事になったりします。

歴代の日本の首相は英語が出来ないのもあって、その輪に加わる首相は

いなかったのですが、安倍さんはそれが出来た首相でした。

 

安倍さんとトランプさんが親密な関係は有名でしたが、ネットの

保守系のコメンテーターの方など、「米国の政治関係者が、安倍さんの

方から、トランプさんに言ってもらい時もある・・」という話を

聞きましたが、具体的な話はさすがに分からず・・

 

それが、この本に書いてありました。トランプさんは実業家だったので、

その成功体験を政治に持ち込もうとして、従来の政治家とは違ってた。

最初の頃、各国の米軍基地に軍事負担をそれなりに要求したりしたのも

実業家感覚でした。

 

ただ、安倍さんは経済、貿易で自国の利益を考えるのは分かるが、

安全保障でアメリカが自国の利益ばかり考えて、アメリカがリーダーを

降りたら世界中が紛争だらけになってしまうと考えてました。

 

「国際社会の安全はアメリカの存在で保たれている。」と安倍さんは

トランプさんに会うたびに言ってたようです。そして、アメリカの国家

安全保障会議(NSC)のスタッフからもトランプさんの考えを改めさせようと

安倍さんを通じて言ってもらってたようです。

 

その他、色々と面白い事が本に書かれてました。まだ1回しか読んで
ないので、また読み直したいですが、他にも本を買ってしまったんで・・
そちらも読まないと(笑い)