イアン ・フレミグ原作を読んでみました! イヤ~、予想以上に

面白く読めました。

 

007の映画では<ロシアより愛をこめて>とタイトルしてて、

原作の本では、<ロシアから・・>と違います。 映画では

視覚で楽しむことになりますが、原作では細かく描写するので、

改めて007の人物像なども、分かって楽しいですね。

 

それによると・・

「浅黒い顔でひげはなく、日焼けした右ほほに3インチの傷跡

が白く表れる。・・身長183cm 体重76Kg やせ型、左肩にも

傷跡、右手の甲に整形手術の跡、スポーツ万能、けん銃、

ボクシング、ナイフ投げの名手、外国はフランス語と

ドイツ語に堪能、25口径のベレッタ自動拳銃を左わき下の

ホルスターに入れて携行している。靴先に鋼鉄を仕込んだ靴を

常用して、柔道の基本技の心得あり・・」

など細かくキャラ付けしています。

 

映画ではスペクターという世界的犯罪組織を登場させてますが、

原作ではソ連をボンドの敵として描いてます。これは、当時の

東西の冷戦の世界からしたら自然な事なんでしょうね。

 

その他、映画と原作の細かい違いはあるので、それを見つけ

ながら、読むのも楽しいと思います。