腰椎椎間板ヘルニアの再発もなく、再びジムにも通い始めました。
しかし、8月頃に筋トレ中に股関節の痛みを感じました。今回も痛めただけだろうと思っていましたが、なかなかよくならず。


1年後の定期受診時に股関節が開かないことを主治医に相談したところ、両足の大体骨頭が壊死していると言われました。発症はおそらく8月頃であろうとのことだったのでなんとなく痛みを感じ始めた頃と一致しました。
まだ32歳だったので治療法の相談と確定診断のために大学病院を紹介された。
大学病院では股関節専門医の医師が担当してくれました。

フランクで話しやすく親しみやすい先生でした。診察では大体骨頭壊死で間違いないとのこと。壊死範囲が狭ければ骨切り術も可能だが壊死範囲がA.B.Cの1番広いCであるため適応外の可能性が高いとのことと、右足は圧壊が始まって楕円形になっているとのこと。

ダメ元で骨切り術を専門にしている大学を紹介しても良いと言ってくださったが、現代の医療では壊死した部分は元には戻らないため、後々には人工股関節になる可能性が高いとのことでした。

それに骨切りをすれば人工股関節にするときに癒着等で術式が難しくなるとのこと。
悩みました。まだ人工股関節には早いのではないか、制限で何も出来ないのではないか。

結局決め切れず、痛み止めで様子を見ることにしました。



しかし、2月になり、一気に股関節の痛みが増強しました。

自分の中ではまだ大丈夫だと思っていましたが、1年も経たずに悪化しました。

杖なしでは歩けず、歩くどころか寝返りも痛みに襲われました。

職場のリハビリが松葉杖を貸し出してくれました。


このままでは仕事もできない、子供と遊べない、妻にばかり負担をかけてしまう、家族で楽しく生活ができなくなってしまうと思い、再び主治医に相談し、4月に両側人工股関節の手術をすることにしました。年齢が若いから後々入れ替えをしないといけないことはわかっていましたが、こんな痛みに耐え続けながら楽しめない生活を何十年も続けられないと思い、決意しました。


3月から療養休暇にはいり、自宅でほとんど安静にしている生活になりました。妻がベッドを1階に下ろしてくれたり、家事も全般してくれてた。ありがたいと思ったし、負担をかけてすまないと思いました。
天邪鬼な私に常に寄り添ってくれてありがとうと改めて思いました。