さっきの記事
の続きです。
 
 
お友達のAちゃんに、国公立大学を推した話。
ここのボンにおすすめしたってだけです。
 
 
(前提)
我が家と同じく、金銭的にゆとりがある訳ではない。
かなり偏差値の高い都立高に通っている、1年生。
 
 
こんなこと思う人はいないとは思いますが、
「3教科だけ勉強して、(理系なら)国語、社会、全く出来なくても、国公立、ためしに受けりゃーいいじゃん♪」って話じゃないですからね。
 
 
普段から真面目に勉強してる子なら、国語社会、必死に勉強しなくともそこそこ勉強してるから、得意な理数系を伸ばせば総合得点は上げられます。
誰にだって得意不得意はあります。
国語社会が苦手だからという理由だけで、国公立大学を諦めるのは勿体ないです。
 
 
受験は本当に何が起こるか分かりません。
得意な理数で失敗することもあれば、国社で思いがけず点数が取れることもあります。
実際、うちのボンは、苦手な国語で何故かかなり点数が取れて、ある私立大のセンター利用では、数学でなく国語の点数を採用されるという理系らしからぬことになりました(^_^;)
同様に、得意な物理は振るわず、化学で高得点取れるというラッキーもありました。
 
 
「しまった…」という負の想定外もあれば、「マジ?ラッキー!」という嬉しい想定外も起こるんです。
受験は、人によって、年によって、千差万別です。
ひとくくりに、「そんなラッキーあるわけないじゃん」と一蹴せずに、色んな可能性を考えてみると良いのではないでしょうか?
 
 
我が家は、そういう考え方です。
同じことを学ぶのに、安いにこしたことはない。
国公立大学という魅力的なアイテムを、国社(あるいは理数)が苦手というだけで、捨てる理由はないと思うのです。
 
 
私立大学は、ピンからキリまで大学の名前で優劣がハッキリしてしまいますが、国公立大学はわりと「国立」っていっしょくたなので、知らない人から見ると、あんまランクがハッキリしません。
私立はみんな受験するからランキング分かるけど、国公立は実際に受験した人じゃないと細かい偏差値はしらなかったりします(東大だのは別よ)
なので、本当は国公立だってピンからキリまであるのに、「国公立、すごいね〜!」と言われて、お得感あります(^_^;)
 
 
鉛筆鉛筆
 
でもまぁ、実際のところ、国公立大学は全国にあれど数は少ない。
ここ東京ではめちゃめちゃ賢い大学しか中央にはないので、厳しい〜!!
あるいは、やっぱ五教科するのは難しい〜、ってなると、私立大学に絞ることになります。
 
 
そんな場合は…
ってことで、私たちがAちゃんにオススメしたのは、
 
 
先手必勝!!!   早期終了!!!
 
 
幸い、まだ1年生だからね、ボンちゃん。
今から、抜かりなく勉強して良い内申を手に入れる。
そんでもって、指定校推薦(^^)v
 
 
たった3教科で人と差をつけるのって難しいよね〜。
みんながその3教科だけを必死に勉強してるんだもの。
できて当たり前、取りこぼすと命取り。
その学校の過去問やり尽くすのだって大変です。
重箱の隅をつっつくような問題まで解けないといけないし。
有名私立大学に入るのって本当に難しい!
ここのところの合格者の人数制限で、とんでもない事になってます。
みんな、それで泣いてました。
 
 
一般受験になると、時間が過ぎるにつれ、精神的にも金銭的にも、どんどん辛くなっていきます。
受験料はもちろんかさむし、受験スケジュールによっては滑り止め校に入学金を2箇所も入れなきゃいけなくなったりして捨て金も増えます(T_T)
本人の体力も奪われていきます。
 
AO、指定校推薦、推薦でカタをつけられれば、そこから冬までの予備校代も、受験料も、すべり止めへの一時金も要らないからお財布に優しいです♡
だから、私立行くなら、早期決戦をお勧めしました(^^)
 
 
ま、それでも、やっぱり国公立を推しますけど。
 
 
ブルーハートブルーハート
 
そしてそして、大学受験の前段階。
大学受験の話をしてると、必ず、中学受験して中高一貫に行くのと、中高と公立高校に行くのと、どっちが良いかという話題になります。
 
中高とも公立なのは安くて親にとっては良いです。
高校受験して一度将来を考えて勉強するのも良い事だし、受験の緊張感を経験することも大切。
でも、受験期までに試験範囲全部の授業は終わらない。
そうなると、結局、塾代予備校代が必要な上、受験料、すべり止めへの一時金、かなりのお金がかかる。
 
私立の中高一貫。
小学生の遊びたい時期に勉強するのは可哀想だけど、附属の大学なんてあったりしたらとってもお得。
だって、今、名のある私立大に大学受験で入るのはすごく大変だから。
附属の大学がない、あるいは外に出る方が多い学校なら、早くから受験対策してお尻叩いてくれるのは良い。でも、高校受験ないから中弛みがあるにはある。
それでも、高二までに受験範囲の授業終わって、高三をまるまる受験対策に使えるから、公立高の子たちよりリードできる。
学校で講座があったりするから予備校行かなくて済んだりするし、そうなると、公立高校で1年生から塾に行くのと、私立の学費と、変わらなくない?と思ったり。
 
その先、私立大学目指すか、国公立大学目指すかにもよります。
うちなんかはお金持ちじゃないので、中高で私立に行くなら大学は国公立でよろしく、って感じなので、付属の大学あっても関係ない。
近所の友達は、お金持ちが多くて、子供たち3人とも私立の中高一貫に入れて、大学も私立ってご家庭も多いです。
 
大学も中学高校も、結局は、財力によって、選択肢が変わってきます。
お金あるなら、中学から付属の大学にってのが楽でいいと思う。結果的に予備校費&受験料っていう余計なお金を使わなくて済むし。
うちは、貧乏なので、できれば公立で通してほしい。子供たちが小さい頃から、何気に、「国公立は、いいぞ〜♡」ってことを囁いてきたから、国公立を受けることに抵抗がなかったんだと思います。
国公立=五教科=無理!って拒否反応しめす子もも居ますもんね。
 
もちろん、大学受験が全てではないので、どんな環境で中学高校生活を過ごすかってことも大切です。
周囲の友達の家庭環境によって、学校以外での私生活も変わってくるし。
 
それぞれの家庭によって、事情が違うので、受験って、ひとくくりでは語れないです。
さっきの記事、この記事も、昨日、飲み会した仲間内の会話です。
それでも、同じ様な境遇の方の参考にはなるかもしれないと、書いてみました。
 
我が家の受験で感じこと、学んだこと、それを活かせる下の子はもう居ないしね。
誰かのお役に立てることが少しでもあるなら、嬉しいです(^^)