久しぶりに、大学受験の話。
 
ブルーハートブルーハート
 
昨日、ママ友たちと久しぶりに飲み会。
先日、Aちゃんに偶然会って、
「ねぇねぇ、飲みに行こうよ!理系の受験の話、聞かせて!!」
と言われ、もう1人、理系&医療系の受験に詳しいママBちゃんも誘って3人で。
 
 
Aちゃんは、3人姉弟の母。真ん中のボンがお嬢と同級生。
その彼は、この辺からは珍しい高校に行って、その名前が頭のすみに残ってたからか、うちのボンもなぜかそこを選び、同じ高校の卒業生となった。
彼女から、その高校名を聞かなかったら、我が家はその学校の存在にすら気付かなかったと思うから、ある意味ボンの恩人だ。ボンはその学校を選んで、本当に良かったと言ってる。
お姉ちゃんは看護師、下のボンは高一。とっても賢い都立高に入った。
 
Bちゃんちは、上のボン、下のお嬢、それぞれがウチの子供たちの同級生。
ボンは、私立の中高→国公立大学→大学院と、うちのお嬢と同じ道。
お嬢は、私立の中高→そのまま大学に上がって看護学部。
ママも助産師さんで、今は看護師の仕事してる。
パパは大学教授。
 
 
言い出しっぺAちゃんが、その前に参加してた学校行事が押してて遅れるというので、
先にBちゃんとファミレスで待つことにしたら、お嬢が「あたしもゴハンだけ食べる」とついてきた。
大学院でやりたいことが出来ず不満を抱いてるお嬢。
大学の先生の夫を持ち、子どもたちの教育にも熱心なBちゃんから色んなアドバイスを受けて、少し思うところがあったんじゃないだろうか。
それでなくとも、同級生で同じく院に行ってる子の近況を聞いて、参考になったことでしょう。
私では知りえない教えてあげられない事を、教えてくれる友達がいてくれることがありがたいです。
お嬢たちが小学生の頃から、中学受験、大学受験と悩みを話し、励まし合った仲なので、子どもたちも心を許してるし、今となっては良き相談相手です。
 
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Aちゃん到着し、ちょっと話して、お嬢は退場。母3人で居酒屋に場所を移して、乾杯~生ビール
 
 
今日のメインだった、Aちゃんの末っ子の受験の話。
私たちのおすすめは、
「絶対に、国公立も受けるほうがイイ。」です。
 
 
国公立大学を受けたと言うと、みんな、
「え~、そんな大変なことできない。5教科もできないよ。」と口を揃えるけど、
そんなに大変に考えることないです。
 
理系の子だって、国語、社会だって、どうせ学校では勉強するんだから、変な話、「ノー勉でもいい」くらいの気持ちで、とりあえず受ければいいと思うんです。
まかり間違うと良い点数取れたりしますからっ!
受験は何が起こるか分かりません。良い方に転がることだってあるんです。
なんてったって、申請してない科目は、後からは絶対に受けられないんだから。
 
私立だけの友達も、ホントに3教科しか受けてなくて、入試が進んで受験校増やしていく中で、「あ~、化学も受けとけばよかった」とか後悔してました。
あんまり決め打ちで。少ない科目しか受けてないと、選択肢が狭くなって、後で自分の首を絞めることもあります。
 
 
5教科受けるとなると、そりゃもちろん、勉強した方がイイのはいいけど、東大でも行くんじゃなければ、全部の教科で凄い点数取るなんて無理なんだから、得意な数学、理科、そして英語に力を入れつつ、国語、社会も最低限やる、だけで国公立大学が受けられる。
 
国公立を受けるってことは、受験校を、2校も増やせるってことです。
難しく考えずに、単純に「人より、2校多く受けられる」から、ラッキーなんです。
 
しかもその2校は、絶対に併願することのできない2校です。
私立の有名校みたいに、賢い子は何校も受験して、全部受かるのではなく、国公立はどんなに賢い子も、前期後期ひとつずつしか出願できないのだから、自分の生きたい大学を、自分よりめちゃめちゃ賢い子が受験してる確率は低いわけです。
狭い(偏差値の)範囲で、勝負できます。
 
 
そもそも、3教科に絞る方がラクなんて言っても、現状、名のある私立に合格する方が、国立大学に合格するより難しくないですか?
MARCHにだってなかなか合格できません。
国公立大学は、ピンからキリまで幅広く、全国にあります。自分の学力に合った大学が選べて、さらに学費が60万円程度なんて、お得だと思うのです。
 
 
 
ま、とにかく、
Bちゃんと私は、「国公立大学を受けないなんて、もったいない。最終的に受けなくとも、国立向けの勉強してて、(私立大の受験にも)絶対に損はない。」ってことを熱弁しました。
 
 
うちの子たちが、理系だからの話がベースです。
理系は、国公立と私立とで、学費が三倍以上も違いますから。医療系になると、更にです。
私立しか考えてなかったAちゃん、「分かった。国公立も考える。」って言ってました。
そもそも高校自体も、国公立の受験を推奨する学校らしいので、更に好都合ですよね。
 
 
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そして、その後の展開は、お金の話・・・
まだまだ教育費がかかる、私たち。
この先、どうやってお金を稼ぐか、って悩みです。
末っ子を卒業させるまで、あと何年かかるやら。
 
 
Bちゃんちは、パパは教授だし、ママも立派な資格のある仕事だけど、Aちゃんや私はただの事務員。
たとえば70歳の事務員なんて、普通の会社には居ないけど、今や65歳で定年になって働かずに済むような世の中じゃないですよね。
ましてや、今、子どもたちの学費に多くを取られて貯金する余裕もなく、いっぱいいっぱいなのに、老後はどうすりゃいいんだという話です。
65過ぎて、あたしたちに、どんな仕事があるのか?何で稼げばいいのか?って考えると、暗い~~~チーン
 
現状だって、みんな色んな職場のストレスを抱えながら、頑張って働いては、います。
それもひとえに、子どもたちの教育費を稼ぐため。
でも、そんな仕事でさえも、いつまでも保証された収入源ではないってことが、辛いです。
 
Aちゃんは、「今から、准看護師の資格を取ろうと思うんだけど。」と言うと、
Bちゃんが、「知ってる?看護師は国家資格だけど、准看護師は、国家資格じゃないんだよ。」
あたしたち、「えっ、そうなの???」
な~んて、この歳になって、初めて知ることも。
 
「三人寄れば文殊の知恵」で、お嬢にしてもらったアドバイスといい、些細なことでも、
自分では知りえないことを、何人かの人間が集まれば知りえることが出来る。
人と会うってことは大切だな~って、最近、実感します。
人に会うたび、自分が成長したり、癒されたりする気がします。
 
疲れてる時、悩んでる時、外に出て人と会うことって、結構ハードル高いですよね。
でも、そんな時こそ、外に出なきゃいけないってのが、私の今の持論です。
 
 
受験の話をし過ぎて、そこ(未来のお金)の話を詰め切れなかったので、
続きはまた年内に~生ビールとなりました。
 
 
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受験シーズンがやってきます。
あんなに胃の痛い思いは、もう、したくないです~あせる
ホント、無事に合格してくれて良かった笑い泣き
 
 
(注)
現センター試験(国公立受験&私立のセンター利用)を前提とした、私たちの子どもたちの話です。
新しい受験制度のことは分からないので、当てはまらないかもしれませんm(__)m