最低だ・・・



いつまで経っても現地に行かない日本の政治家も、問題だが・・・


国民の為に働く政治家って居ないのか。



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【社説】票集め優先で救助を妨害する政治家たち



 旅客船「セウォル号」沈没事故が発生した直後、韓国政府は安全行政部(省に相当)長官を本部長とする中央災難(災害)安全対策本部(以下、対策本部)を立ち上げた。対策本部は事故が発生した16日午前10時に「110人を救助した」と発表したが、その数は午前11時30分には161人、12時179人、14時368人と増え続けた。ところがこの数が海上警察の発表と異なる点を報道関係者らが何度か指摘すると、対策本部は午後3時30分ごろになって164人に修正した。対策本部はセウォル号の乗客者数についても十分に把握できず、477人、459人、462人と訂正を続けた。


 対策本部は事故の深刻さについても判断を誤り、現場に投入する救助隊員の人数や装備にも問題が生じた。対策本部は救助が順調に進んでいると伝えられていた16日午前中に20人の潜水士を派遣したが、午後6時30分にはその数を178人に増員した。潜水に必要な機器を常備する海軍の救難艦「清海鎮」と「平沢」も事故発生直後には出動させず、これらは17日未明になってやっと現場に到着した。朴槿恵(パク・クンヘ)政権が「安全」を掲げて立ち上げた「対策本部」の担当者たちが、その言葉を自ら空虚なものにしているのだ。


 与野党の国会議員や6月に予定されている統一地方選挙の出馬予定者たちは、16日と17日に緊迫した状況の事故現場を相次いで視察したが、これについても「救助作業を妨害している」との非難が相次いでいる。行方不明者の家族たちは「捜索や救助作業の邪魔になる」として視察を控えるよう呼び掛けているが、それでも現場にやって来る国会議員らのために、海上警察や海軍の担当者は救助作業の状況について説明するため大忙しだという。政治家たちは行方不明になっている子どもたちの生命よりも、いかにして票を集めるかの方がもっと重要だと考えているようだ。



朝鮮日報/朝鮮日報日本語版