問題文は一般財団法人 気象業務支援センターの気象予報士試験過去問などより入手ください。
リンク先:http://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-7.html
答え:④
気象庁HP(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/warning.html)を参照してください。
(a)誤
上記HPより「気象庁は、大雨や暴風などによって発生する災害の防止・軽減のため、気象警報・注意報や早期注意情報(警報級の可能性)、気象情報などの防災気象情報を発表しています。」
とあるように、警報は「防災」や「減災」の為に発表されます。
また、
「警報は、重大な災害が発生するような警報級の現象が概ね3~6時間後に予想されるときに発表することとしている」
ともあり、事象を観測・解析した後に発表されることもありますが(特に局地的な強雨や暴風)、基本的には事前に発表することで、防災につなげています。
(b)正
警報級の現象が概ね6時間以上先に予想されている時、
「警報に切り替える可能性が高い注意報」を発表しています。
問題文は、現象の時刻が翌朝、発表は夕方で6時時間以上あるため、
警報発表ではなく、「警報に切り替える可能性が高い注意報」として発表されます。
(c)誤
早期注意情報(警報級の可能性)とは、警報級の現象が5日先までに予想されている時に発表されます。
あくまで警報級の現象の有無ですので、注意報の発表可能性は考慮していません。