表題については、他のブログで見たことがないです。

 

各ホテルの ホームページを見てると

ホテルが開催しているアクティビティがあり

結構楽しく、時間があれば参加しています。

また、あまり宣伝していないのか、大抵参加メンバーも少なく

時には プライベート(僕達だけの参加)な催しになることも多いです。

 

その時々の旅行記に書いていたとは思いますが

せっかくなので 過去に体験したことで覚えてるものを列挙してみます。

(無料だったか有料だったかは忘れました)

(現在もしているかは、わかりません)

 

JW マリオット 奈良

  ホテル モーニングヨガ(数組参加)

 1時間ほど軽いヨガストレッチでした。

 ヨガマット等貸してくれるので、動きやすい格好で  

 

リッツカールトン大阪

  ホテル内のアートツアー(僕達だけでした)

 ホテル内のアートを解説付きで案内してくれました

 普段は入れない会議室などにも入れてうれしい

 

コンラッド大阪

  中の島散策ツアー(僕達だけでした)

 ホテルの方と一緒にホテル周辺(中の島周辺)を散策

 歴史等も解説していただけます。

 解説してくれるのは欧米の方で、僕達よりも

 たくさん知っておられます。。。

 大阪のことを日本人(大阪地元)が欧米の方に解説してもらうとは、、、

 

ヒルトン北谷

  モーニングヨガ (僕達だけの時と二組の時とありました)

 

 

東京ステーションホテル

  ホテル内散策ツアー(僕達だけでした)

 ここもホテル内の普段行けないステンドの屋根の下とか 

 色々と案内してくれました。

 珍しい場所で記念写真も撮ってくれました

 

 

翠嵐 ラグジュアリーコレクション

  人力車無料サービス

 往路又は復路どちらかを駅まで人力車での送迎。

 僕たちは自家用車でしたが

 連泊の中日にトロッコ列車に乗るための

 駅まで乗せていただきました(通常のサービスではないです)

 

大阪マリオット都ホテル

  初日の出ツアー

 ハルカスの展望台に開場前の初日の出の時間

 宿泊者のみに開放されました。

 

高野山 恵光院 

  ナイトツアー、護摩行、阿字観

 普段体験できない 夜の高野山の散策や

 護摩行、阿字観の体験など

 

前置きが長くなりました。

今回の

紫翠ホテルツアーです

 

10:00にフロント集合。

今回も僕達だけのプライベートツアーでした。

ホテル内を色々と解説してくれます。

 

フロントのある棟は 元 奈良県知事公舎です。

 

 

まずは、フロントの前の盆栽

 

 

生きている盆栽なのですが、葉をより綺麗に見せるために 緑の液体を根から吸わせて

色付けしています。また、生きているけどこれ以上は成長しないそう。

 

リ盆栽と言うそうです

リボーン(再生)と盆栽を掛け合わせた ホテルの造語。

(僕は、普通の盆栽の葉の色の方が好きかな)

(手入れしなくてもいいのは、ホテルにはピッタリですね)

 

襖絵は、知事公舎建築時からあるのですが 塗料などからそれ以前の作品をどこからか持ってきたようです。

詳細不明だそうです。

 

 

サンフランシスコ講和条約と日米安全保障条約の批准書に昭和天皇が署名した部屋。

入り口に「御認証の間」などと記した銅板プレートがかかってます。

 

ホテルのホームページでは椅子のカバーは外されてます。

 

チェックイン後の部屋への案内の時にも軽く説明されましたが、今回はより詳しく。

 

チェックイン時に 少し簡素な部屋だなぁ。

何で奈良? 皇居でないのかな

と思っていたのですが

 

実は、講和条約締結が決定、すぐに天皇の認証が必要になったのですが

調度 天皇が奈良を訪問中で奈良ホテルにいらしたそうです。

調印の場所も決まっていず、国会での決定後の翌日には

東京から急遽、官房副長官がやってきて、奈良で調印に使える場所を探してここに決まったそう。

すごいバタバタですね。

 

また、この部屋は、今も奈良県の所有となっているそうです。

 

 

こちらの窓ガラスは手作りで割れるともうこれを作れる職人は居ないそうです。

 

 

次に 玄関へ案内されます

 

 

 

入口の門。こちらは、知事公舎の完成後、数年のちに作られたようです。

 

門全体の写真ではわかりにくいですが、門扉にこのような格子が付けられています。

これは、門の開閉が重いので簡易的に門を閉めるものです。

 

鹿よけでした。

 

今でも鹿が時々入ってくるようです。

 

 

 

門をくぐってすぐに見える 黒松。下の龍のひげ、一部鹿に食べられて変色してしまったそう。

 

元々、別の松が植わっていたのですが、樹形が良くないとのことで、九州から取り寄せて植えたそうです。

すごいこだわり。

元の松は、裏庭に植え替えられてます(見に行けませんでした)

 

 

 

入口。自動ドアですが、扉などは当時のままのものを使って 見えない部分や鴨居等に電気的な配線を施したそう。

 

レストラン 翠葉の説明をされそうになったのですが

まだ、食事をされている方がおられましたので

こちらから 遠慮しました。

 

脇を通って レストランの奥。個室の方へ案内

 

脇のすぐには、半個室が二部屋、写真を撮ってませんが 奈良の若手アーテストの絵画が飾られてます。

春を題材にした部屋と秋を題材にした部屋。

 

 

更に奥に進んで

元の倉を利用した 鮨カウンターの「正倉」 

 

 

こちらの入口の形は、過去と未来、時のはざまを表しているそうです。

建築家の隈研吾氏がとても気に入られて

 

客室の 浴室と寝室の間もこの形を取り入れてます。

 

実際に泊まって探してくださいね。

 

更に この長い廊下の奥に個室。

 

左側には お庭が見えます。このサッシは、現在のアルミサッシ ペアガラス。

 

 

 

奥の個室です。 他の場所からかなり離れているので、密談にはピッタリ?

知事公舎の時代には、どんな話が交わされたのか、、、、

(そんなことはホテルスタッフは言ってませんよ)

 

 

書院障子が見事でした。古伊万里のお皿が飾られてます。

 

次に案内されたのは、ガーデンディライトで使用した 茶寮 世世 

 

 

フロント棟と同じ敷地なのでスタッフ通路はあるのですが

ゲストは、一旦公道に出て、別の門から入場です。

 

 

こちらの庭、翠葉の離れの中庭

どちらも、結構 雑草が生えていて 手入れが行き届いてない感じ。。。

 

と思っていたのですが、浅はかでした

 

今回 ホテルツアーの案内で教えていただいたのですが、

自然の造形を感じるために あえて雑草を残して。しかも

雑草の量もコントロールしているとの事。

 

これには、びっくり。

世世のカフェで たまに雑草の事を聞かれることもあるそうですが、

尋ねずに密かに手入れの行き届いてない庭だなぁと感じている人もかなりいるはずです。

(僕は説明を聞くまでそうでした)

 

cafe世世は、元 世尊院 を 内装リノベーションした所。

 

世尊院がもともと、お茶などを振る舞う場所だったようで

利用用途としてはあってますね。

 

少し離れた場所に 庫裡が建てられてましたがそちらは現存していません。

 

また、世尊院が 興福寺の子院なのですが、この紫翠ラグジュアリーホテルの敷地は

全てもともと、興福寺の境内ということです。

この説明をすると皆さん

位置的に東大寺と勘違いしている人が多いみたいですねとおっしゃってました。

 

 

世世の衝立は、樹齢500年との事。

 

世世のなかには入らずに以上で 45分のホテルツアーが終わりました。

 

楽しくて疑問にもお答えいただいて 有意義な時間でした。