土曜日。
車で実家に向かう道中、これから弟と話し合うに当たって、どう話そうか車内で色々と考えながら運転してた。
深夜に余市を出発し、夜明け前に実家へ着いた俺は、運転疲れもあったのか、午前中いっぱい爆睡してしまった。
<(_ _;)>zzZ
そして昼前。
母親が用事で外出すると言うので、車で出先まで送ってあげた。
帰宅し、いよいよ弟との話し合いが始まる。
まず一番大切なのは、弟の口から行くと言わせること。
ごり押しをして、強制的に無理矢理行かせるんじゃあまり意味が無い。
それを肝に命じて話し合いに挑んだ。
最初は世間話を交えつつ、やんわりと本題に入る。
想像通り、やはり良い反応は返って来ない(汗)
俺なりに考え、
『何で行かなきゃならないのか?』
その理由を一言一言丁寧に、時間をかけて説明する。
そして最終的に、弟に気持ちを聞いてみる。
反応が悪い。
ならもう一度、また長い時間をかけて丁寧に説明し、また最後に弟の気持ちを聞く。
また同じく反応が悪い。
ならもう一度……
とにかく俺は、このやりとりを繰り返した。
こういう場合、話をする方も聞く方も、集中力はあまり長続きしないものなので、途中で雑談を挟みながら話す。
時に優しく、時に強く、状況によって話す口調も色々と変えてみたりもした。
『弟の心に、少しでも響かせるにはどうすれば良いのか?』
話をしながら、弟の表情や態度を探ってた。
この作業、かなりの根気が必要。
話し合いと言っても、7・8割は俺が一方的に話をしてる。
正直、途中で根負けしそうにもなった。
εー(;ーωーA フゥ…
このやりとりを繰り返す中で何度も、
「何回も同じこと言わせるな!」
と言いたくもなったが、これだけは絶対言わないと心に決めてた。
話し合いを始め、どれぐらい時間が経過しただろうか?
まだ行くとまでは言わないが、弟の反応にも少し良い感じで変化が出てきた。
これを感じた時は、本当に嬉しかった。
しばらくして母親が外から帰宅してきた。
『帰宅したら、3人で夕飯を食べに行こう。』
そう約束してたのだ。
時計を見ると夜の19時前。
話し合いを始めてから、約6時間ぐらい経過してた。
ビックリ。
( ゚ロ゚)( ロ゚)゚( ロ )~゚゚
俺も弟も、飲み物以外は何も口にしてない。
話してる時はあまり感じなかったけど、時計を見た瞬間に腹が鳴った。
(×△×;)キュルルル…
本音を言うと、良い感じの反応が出てきたとこだったから途中で中断したくは無かったけど、腹が減ってちゃ集中力も持たない。
なので、一先ず中断して3人で近くのレストランへ。
雑談しながら食事をして、食べ終えると今度は母親が弟を説得し出した。
長い間、俺との話し合いに応じてたのもあったのか、弟も割りと素直に母親の話を聞いている。
母親は話すうちに、
『行くか行かなかの結論』
を店の中で弟に求める。
長年悩み続けてるだけに、きっと早く結論を出したかったんだと思う。
もちろん、まだ意思が固まってない弟は困惑する。
こんな状況で弟に結論を急がせて、
もしまた振り出しに戻ってしまっては元もこも無いと思い、とりあえず家に戻ろうと提案した。
こんな場所じゃ、他人もいるし言いにくいだろうからね。
家に戻り、また弟と2人で話し合いを再開。
時間が空いてしまったせいもあって、また少し話し合いも難航する。
そして夜の22時頃。
気持ち的に、完全に行く気になるまでには到達しなかったものの、とりあえず体験という形でなら行くという結果になった。
そして俺からじゃなく、弟の口から母親にも、その意思を伝えてくれた。
ホッとした。
というより嬉しかった。
発病して丸5年間。
この日、話し合いを開始して約10時間。
ようやく身を結んだ。
「行ったって治る保証なんて無い。」
「もしかしたら施設が自分に合わなくて、もっと悪化するかもしれない。」
「俺の症状は、他の人とは違う。」
話し合いの中で、弟が再三に渡って口にした言葉。
気持ちはとても分かる。
行った方が良いのは分かってるんだけど、不安で不安で仕方ないんだと思う。
勇気がない。
でも、頭で考えてたところで何も始まらない。
まず一歩踏み出さなきゃ。
今は少しで良いから、自分の殻を破らないと。
あれこれ色々考えるのは、行ってからいくらでも出来る。
本当に自分に合わないようなら、実家に帰れば良いんだし。
施設に行くことにより、
『病気を完全に治す。』
なんて高望みはしなくていい。
それを望み過ぎると、辛く苦しいことが増えちゃうから。
なるべくハードルは低く設定しよう。その時その時の自分の力量に合わせて。
・この5年間で患った、心のリハビリを少しずつしていく。
・少しでも何かしらのキッカケを作りにいく。
最初はこの程度で良い。
この施設で、心の中の何かが少しでも変われば、また違う何かを見つけられるはず。
この先人生は長いんだし。
だから今は焦らずゆっくりと。
そうやって、徐々に歩む道を増やして行こう。
(∩_∩)
何年も経ってこれを振り返った時に、
「あの時、勇気を出して行って良かったな。」
って思える日が来るように。
でも、これだけは忘れないでほしい。
リハビリをするっていうのは、決して楽なことばかりじゃない。
嫌だ。苦しい。辛い。
こう思うことも多々あると思うけど、
『いつの日か、絶対に病気を克服するんだ。』
そういう思いを、心の奥底に固く誓っておいてほしい。
今は想像出来なくても、いつかそれを目標として上げれる日が来るはずだからさ。
お前がそのために頑張るなら、俺も兄貴として出来る限りのサポートはして行くよ。
偶然にも、お前が入る寮から5分程度の場所に俺は住んでるしな。
休みの時は、たまに俺達が住むマンションに遊びに来いよ。
彼女も事情は知ってるし、いつでも歓迎するって言ってくれてるからな。
(^ー^)
彼女は、年もお前と一つしか違わないから、もしかしたら俺より話が合うかもしれないしな(笑)
∑( ̄▽ ̄;)
もちろん俺も、お前の寮に顔を出しにも行くつもりだしな。
あと、お前にとって余市は初めての町なんだし、慣れるためにも色々と一緒に探索してみるか♪
( ^ー゚)b
とにかく
少し不安でも、行く気になったのは大きな第一歩。
俺は、その勇気は今後に必ず繋がると信じてる。
一緒に頑張ろう!
あ…
こんな長く書くつもりじゃなかったけど、
気付いたらなかなかの量になっちゃみいましたね。
(;^ω^A
そんな訳で、とりあえず出だしは順調に行きそうです。
まだ日にちは決まってないけど、たぶん正式に入寮するのは今月末ぐらいでしょうか。
きっと施設に入ってからが、本当の勝負になるだろうから、兄として少しでも弟を支えて行ければと思ってます。
では、長々と失礼しました。
\(__)
車で実家に向かう道中、これから弟と話し合うに当たって、どう話そうか車内で色々と考えながら運転してた。
深夜に余市を出発し、夜明け前に実家へ着いた俺は、運転疲れもあったのか、午前中いっぱい爆睡してしまった。
<(_ _;)>zzZ
そして昼前。
母親が用事で外出すると言うので、車で出先まで送ってあげた。
帰宅し、いよいよ弟との話し合いが始まる。
まず一番大切なのは、弟の口から行くと言わせること。
ごり押しをして、強制的に無理矢理行かせるんじゃあまり意味が無い。
それを肝に命じて話し合いに挑んだ。
最初は世間話を交えつつ、やんわりと本題に入る。
想像通り、やはり良い反応は返って来ない(汗)
俺なりに考え、
『何で行かなきゃならないのか?』
その理由を一言一言丁寧に、時間をかけて説明する。
そして最終的に、弟に気持ちを聞いてみる。
反応が悪い。
ならもう一度、また長い時間をかけて丁寧に説明し、また最後に弟の気持ちを聞く。
また同じく反応が悪い。
ならもう一度……
とにかく俺は、このやりとりを繰り返した。
こういう場合、話をする方も聞く方も、集中力はあまり長続きしないものなので、途中で雑談を挟みながら話す。
時に優しく、時に強く、状況によって話す口調も色々と変えてみたりもした。
『弟の心に、少しでも響かせるにはどうすれば良いのか?』
話をしながら、弟の表情や態度を探ってた。
この作業、かなりの根気が必要。
話し合いと言っても、7・8割は俺が一方的に話をしてる。
正直、途中で根負けしそうにもなった。
εー(;ーωーA フゥ…
このやりとりを繰り返す中で何度も、
「何回も同じこと言わせるな!」
と言いたくもなったが、これだけは絶対言わないと心に決めてた。
話し合いを始め、どれぐらい時間が経過しただろうか?
まだ行くとまでは言わないが、弟の反応にも少し良い感じで変化が出てきた。
これを感じた時は、本当に嬉しかった。
しばらくして母親が外から帰宅してきた。
『帰宅したら、3人で夕飯を食べに行こう。』
そう約束してたのだ。
時計を見ると夜の19時前。
話し合いを始めてから、約6時間ぐらい経過してた。
ビックリ。
( ゚ロ゚)( ロ゚)゚( ロ )~゚゚
俺も弟も、飲み物以外は何も口にしてない。
話してる時はあまり感じなかったけど、時計を見た瞬間に腹が鳴った。
(×△×;)キュルルル…
本音を言うと、良い感じの反応が出てきたとこだったから途中で中断したくは無かったけど、腹が減ってちゃ集中力も持たない。
なので、一先ず中断して3人で近くのレストランへ。
雑談しながら食事をして、食べ終えると今度は母親が弟を説得し出した。
長い間、俺との話し合いに応じてたのもあったのか、弟も割りと素直に母親の話を聞いている。
母親は話すうちに、
『行くか行かなかの結論』
を店の中で弟に求める。
長年悩み続けてるだけに、きっと早く結論を出したかったんだと思う。
もちろん、まだ意思が固まってない弟は困惑する。
こんな状況で弟に結論を急がせて、
もしまた振り出しに戻ってしまっては元もこも無いと思い、とりあえず家に戻ろうと提案した。
こんな場所じゃ、他人もいるし言いにくいだろうからね。
家に戻り、また弟と2人で話し合いを再開。
時間が空いてしまったせいもあって、また少し話し合いも難航する。
そして夜の22時頃。
気持ち的に、完全に行く気になるまでには到達しなかったものの、とりあえず体験という形でなら行くという結果になった。
そして俺からじゃなく、弟の口から母親にも、その意思を伝えてくれた。
ホッとした。
というより嬉しかった。
発病して丸5年間。
この日、話し合いを開始して約10時間。
ようやく身を結んだ。
「行ったって治る保証なんて無い。」
「もしかしたら施設が自分に合わなくて、もっと悪化するかもしれない。」
「俺の症状は、他の人とは違う。」
話し合いの中で、弟が再三に渡って口にした言葉。
気持ちはとても分かる。
行った方が良いのは分かってるんだけど、不安で不安で仕方ないんだと思う。
勇気がない。
でも、頭で考えてたところで何も始まらない。
まず一歩踏み出さなきゃ。
今は少しで良いから、自分の殻を破らないと。
あれこれ色々考えるのは、行ってからいくらでも出来る。
本当に自分に合わないようなら、実家に帰れば良いんだし。
施設に行くことにより、
『病気を完全に治す。』
なんて高望みはしなくていい。
それを望み過ぎると、辛く苦しいことが増えちゃうから。
なるべくハードルは低く設定しよう。その時その時の自分の力量に合わせて。
・この5年間で患った、心のリハビリを少しずつしていく。
・少しでも何かしらのキッカケを作りにいく。
最初はこの程度で良い。
この施設で、心の中の何かが少しでも変われば、また違う何かを見つけられるはず。
この先人生は長いんだし。
だから今は焦らずゆっくりと。
そうやって、徐々に歩む道を増やして行こう。
(∩_∩)
何年も経ってこれを振り返った時に、
「あの時、勇気を出して行って良かったな。」
って思える日が来るように。
でも、これだけは忘れないでほしい。
リハビリをするっていうのは、決して楽なことばかりじゃない。
嫌だ。苦しい。辛い。
こう思うことも多々あると思うけど、
『いつの日か、絶対に病気を克服するんだ。』
そういう思いを、心の奥底に固く誓っておいてほしい。
今は想像出来なくても、いつかそれを目標として上げれる日が来るはずだからさ。
お前がそのために頑張るなら、俺も兄貴として出来る限りのサポートはして行くよ。
偶然にも、お前が入る寮から5分程度の場所に俺は住んでるしな。
休みの時は、たまに俺達が住むマンションに遊びに来いよ。
彼女も事情は知ってるし、いつでも歓迎するって言ってくれてるからな。
(^ー^)
彼女は、年もお前と一つしか違わないから、もしかしたら俺より話が合うかもしれないしな(笑)
∑( ̄▽ ̄;)
もちろん俺も、お前の寮に顔を出しにも行くつもりだしな。
あと、お前にとって余市は初めての町なんだし、慣れるためにも色々と一緒に探索してみるか♪
( ^ー゚)b
とにかく
少し不安でも、行く気になったのは大きな第一歩。
俺は、その勇気は今後に必ず繋がると信じてる。
一緒に頑張ろう!
あ…
こんな長く書くつもりじゃなかったけど、
気付いたらなかなかの量になっちゃみいましたね。
(;^ω^A
そんな訳で、とりあえず出だしは順調に行きそうです。
まだ日にちは決まってないけど、たぶん正式に入寮するのは今月末ぐらいでしょうか。
きっと施設に入ってからが、本当の勝負になるだろうから、兄として少しでも弟を支えて行ければと思ってます。
では、長々と失礼しました。
\(__)