・検査と診断


1血液検査でlgE濃度を調べることによって、アレルギー反応による悪化の原因の見当をつけることができます。しかし、血液検査でlgEが陽性でも必ずしもその物質が実際の皮膚炎の悪化につながっているとは限らないので、皮膚炎の悪化に関係があるかどうかは、医師と相談しながら慎重に判断する必要があります。


2アトピー素因などのアレルギー検査として、血液の検査と直接皮膚で行う検査があります。
血液の検査では、白血球数などの検査のほかに、lgE抗体を測定します。lgEは血液の中に作られる抗体の一種で、アレルギー反応に関与します。さらにlgEがどのようなものに対して作られているかを調べるRAST法という検査も行われます。ダニ、ハウスダスト、卵の白身、牛乳などに陽性を示す人が多いとされています。
皮膚の検査では、パッチテストが有用です。原因あるいは増悪因子の可能性がある生活環境中の物質を背中に貼り、2~3日後に反応をみて判定します。ヒョウダニ、家のホコリ、カンジタ(カビ)などで高い陽性率がみられます。


3多くは、それぞれのアレルゲンに反応する免疫グロブリンE(lgE)抗体が上昇し、血液中の総lgE抗体量も上昇します。皮膚炎の悪化時には、白血球のうちアレルギー疾患で増加する好酸球の割合が増えています。プリックテストで原因になるアレルゲンを探すこともあります。