画眉鳥と峨眉山
10月24日（月）
九州の友人が画眉鳥（ガビチョウ）の
写真を送ってくれました。
画眉鳥は、名前の通り
目の上の眉のようなラインに
特徴があります。
くっきりしたラインです。
まるで、歌舞伎役者の目張りか
「クレオパトラ」の目元のような。
（映画クレオパトラより）
「画眉」は、通常「峨眉」と表し
美人の眉のことと言われています。
「峨眉」と言えば、「峨眉山」
峨眉山 ネットより
中国四川省にある「峨眉山」は、
標高3099m。
日本の劔岳より100m高い、
中国三大霊山の一つです。
紀元前の漢の時代からの寺院がある
世界遺産の山です。
山の姿が「蛾の触角」のような
優美な形のため、この名がつき、
美人の眉にも例えられています。
教科書に載っている
李白の漢詩があります。
峨眉山は、「李白」の故郷の山で
都へと旅立つ李白が
旅情豊かに詠んだ詩です。
私は学生時代、吟詠部に短期間所属し
（山岳部が忙しく吟詠はすぐ辞めました）
詩吟の経験が少しだけあります。
秋、この詩を吟じると
心が澄み渡るような気分になります。
画眉鳥（ガビチョウ）の写真から
峨眉山にまで思いを馳せました。
秋深し。。。
今日も佳き日に。