こんにちは。
夫婦結びコーチング・ことだま師の
前田大介です。
今日もブログにご訪問ありがとうございます！
さて前回に引き続き
「自分の根っこ（ルーツ）を太くする」
の5回目を書いていきます。
私と妻と息子の3人と師匠の山下先生が
一緒に「前田家」のお墓参りに行くという
何とも不思議な珍道中（笑）も
いよいよ最終章です。
少し長いですが、良かったらお付き合いください。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
自分のご先祖様のお墓参りとはいえ、
私はほとんど場所の記憶がないので
事前に母に確認をして車で向かいました。
私の運転で岡山の町を走っていると
前方に大きなゴルフ場(打ちっぱなし)の
ネットが見えてきます。
「ん！？」
大きな看板である文字が書かれてありました。
（※画像はネットからお借りしました）
車中から見えた看板が
【み】 【の】 【る】 って、、、
そうです、うちの父の名は
「稔・みのる」と言います（笑）
（父が作ったゴルフ場じゃないですよ）
実は岡山駅に到着の際も
「Minoru dining」
というレストランがあったり、、、
「前田医院」
って看板が目に入ったり、、、
またまた
「みのるゴルフ」の支店が現れたり、、、
どんだけ自己アピールしてくんねん！！
という感じで車中は大爆笑（笑）
父なりの歓迎だったのでした(^^♪
でもこういう
シンクロニシティ（意味のある偶然の一致）って
日常でも良きおきますよね。
意識を向ける所に
現実が立ち現れてくる。
例えば、
妻が妊娠したとたんに
「町にはこんなに産婦人科医院があったんだ！」
と、気がつくとか（笑）
結局は
「自分の意識」が世界を創ってるなぁ
と改めて感じます。
さて話は戻って、
いよいよ、墓地に到着。
なかなか縦横に広い共同墓地です。
（Googleマップより）
着いてみて
実は重大なことに気づきました。
「どこにお墓があるのか分からない…」
時は8月の初旬、
正午過ぎの炎天下。
「順番に探していくしかないか・・・」
意を決し、
私と妻（子供）と山下先生の三手に分かれて
前田家先祖代々の墓捜索が始まりました。
端から順番に見ていきますが、なかなか見つかりません。
５分ほどで汗が滝のように流れ出します💦
「山下先生も探して頂いているのにこれはマズイ」
ということで焦る私。
そこで岡山に住む親戚の叔母さんに電話を掛けました。
「おばさん、お久しぶりです。大介です」
「実はお墓の場所が分からなくて・・・」
色々と電話口で説明をしてもらうものの要を得ない・・・。
どうしようと途方に暮れかけた時、
100メートルほど向こうの方から妻の声が聞こえました。
「だーいちゃーん！見つかったよー！！」
あわてて駆けつけてみると、そこに、
どどーーーん！！
ご先祖様！！
ようやくお会い出来ました(^^)/
妻に事情を聞いてみると、
これまた不思議な話が。。。
三手に分かれて端から順番に捜索をして、
妻と山下先生がちょうど合流して立ち話、
「なかなか見つかりませんねぇ」
と目を向けた目の前にそのお墓があったと（笑）
お導きが半端ない！！
何と出来過ぎた話です。
ここでのポイントが、
そのお墓を見つけたのが子孫の私ではなく、
妻と山下先生だった、ってことです。
そもそも私がこれだけ自分のご先祖様に
興味関心を持つようになったのは、
山下先生から「ことだま」や「ご先祖様の大切さ」を
学ばせて頂いたからです。
そしてその山下先生に出会うきっかけを
作ってくれたのは妻のご縁からだったのです。
「おまえの人生はすべてご縁に支えられているぞ、
そのことを忘れるな」
父やご先祖様からそういわれたような気がしました。
「はい。ありがとうございます」
感謝の思いで手を合わさせて頂きました。
父が亡くなる前に建立したという証も
しっかり確認することが出来ました。
（熱心な信仰心などは
持ち合わせていないと思っていた父でしたが、
ご先祖を大事にする気持ちに触れることが出来ました）
「ホントに見つかって良かったね〜」
と談笑しながら大満足で駐車場に向かいます。
と、その時に見知らぬ男性がすっと寄ってきて
私達にこう告げたのです。
「あんたら前田さんとこの人か？」
「え？ あ、はい。京都からやって来ました。
父稔のお墓参りに来たんです」
「そうか、やっぱり。
稔に子供がいるとしたら、頃合いやなと思って見てたんや」
何と驚くべきことにその人は、
父の小中学校の幼馴染だというのです！！
たまたまその方もお墓参り来ていて、
ここらでは見かけぬ4人がワチャワチャ来てるなぁ、
と声を掛けてくたのです。
あまりの出来過ぎたシチュエーションに
一周周って逆に冷静さを取り戻した私（笑）
「こんな機会は二度と無いわ」
と思い、その方から色んな父の昔話を
聞かせてもらうことにしました。
・父とつるんでよくヤンチャをしたこと
・でも弱い者には徹底的に味方をしたこと
・甲子園を目指して一生懸命野球に打ち込んでいたこと
・誰からも好かれるいい心持の奴だったこと
などなど、
まるでその人に父がのり移ったかのように
炎天下で1時間、立ち話（笑）
お陰さまで私自身が全く知らない
若かりし頃の青年みのるを知ることが出来ました。
ホントに出来過ぎたシンクロでしたが
「お導き」というのはきっとこういうことなのだ
と、深く腑に落とすに至りました。
今回の旅を振り返って、
私の中の根っこが一回りも二回りも
太くなったような気がします。
何とも言えない、
「絶大なる安心感」
の中で生かされている感じがします。
時代も随分と変わりつつあり、
未来はまだまだ不透明ですが、
こんな時ほど自分の後ろ側にある
「過去の守り」に意識を向けることが
大事ではないでしょうか。
それこそが
先人たちの残してくれた知恵のような気がします。
またそんな話を皆さんと語り合えたら嬉しいです。
長文にお付き合い頂き、
本当にありがとうござました！
良かったら感想などコメント下さいね。
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