こんにちは。

ことだま師の前田大介です。

福知山市にある元伊勢豊受大神社の

河田宮司にお会いして、

松尾大社磐座登拝ツアー(5/3)で皆様から頂いたご志納金をお渡しして来ました^_^

河田宮司、大変喜ばれていました。
皆様、本当にありがとうございました。


先月4/15に老朽化と大量の風雨により、
本殿の茅葺きが8メートルずり落ちたのです。


宮司になって4年、老朽化する本殿の修繕費用が集まらず、ずっと頭を悩ませていたところへ、追い打ちをかけるように起きた今回の事故。

NHKテレビでも取り上げられて、
5/17放送されていました。




豊受大神社の本殿は明治7年創建のため、文化財保護など行政からの援助がなく、全ての費用を神社独自でまかなわなければなりません。

今回の本殿屋根修理には約1000万かかるようですが、それまでにストックされた寄付金は約250万ほど。

しかし、この事故をきっかけに河田宮司も腹を括ったそうで、「自分の私財を投げ売ってでも神社を守る」と決意。

するとその覚悟に奇跡のようなことが……。

このことを知った心ある方々がブログなどのSNSで寄付を呼びかけ、それが拡散され各地から寄付金が寄せられたそうです。

何と1ヶ月で集まった金額、約200万!!

階段の手すりや立て看板など寄付してくれる方もあらわれたそうです。(5/2設置)

やはり認知されることが1番大事です。
現状を知りさえすれば、皆さん自分の出来る範囲で支えようと思われます。

今まで河田宮司は1人孤軍奮闘されてきました。(4年前に宮司着任し、平日は生計を立てるため工場で働き、土日に神職として活動)

今回をきっかけに、沢山の方々が動いて下さることに感謝の気持ちでいっぱいです、と宮司。
改めて人の温かさに触れ勇気をもらったようです。

河田宮司(合気道指導者だけに腹据わってます)↑

引き続き氏子総代や神社界の知人などとも知恵を出して、今出来ることをやっていくと力強く語られていました。
(登録文化財など改めて申請や、人に集まってもらうイベントの企画など)

本殿修繕工事は6月中頃着工、4〜5ヶ月はかかる見込みで、費用もまだまだ足りず、あと約500万ほどかかるとのこと。

是非皆さんも元伊勢豊受大神社に足を運んでみて下さい。

☆元伊勢豊受大神社に寄付する方法