石井智宏も同様だが、体格に恵まれていない分、身体を張るしかないから、テーピングが欠かせなくなっているのは痛し痒しだ。
“昭和” の名レスラーはサポーターでさえ身に付けることを嫌がったもの。それを骨の髄まで染み込ませている柴田だけに、今の状況を誰よりも自身がふがいなく感じていることだろう。
しかし、焦っても仕方ない。
中嶋勝彦や潮崎豪といったNOAH勢、G1で苦杯を舐めたEVILとの本格開戦を前に欠場するのは忸怩たる思いだろうが、もともと柴田には「対 外国人レスラー」という宿題があるのだ。
ここは気持ちを切り替え、10月の両国大会、カイル・オライリー戦だけを見据えて一歩一歩進んでいくしかない。
当ブログで何度も記したように、「柴田勝頼の勝負の年は2017年」なのだ。
1・4にどんなカードを組まれてもいいように、今は治療に専念してもらいたい。