クレスリー・コールのお気に入りシリーズ
ヴァンパイアのニコライ・ロスとヴァルキリーのミストのお話(アンソロジー)を入れると
5作目にあたる 原書タイトルは  "Dark Needs at Night's Edge" 読みました

今回のカップルは
ロス兄弟(ニコライ、マードック、セヴァスチャン、コンラッド)の末っ子コンラッドと
80年前殺され幽霊となったバレリーナのネオミ・ラレス

*三百年前エストニアの貴族だったロス家の四男コンラッド
当時敵対するロシア軍との戦いで命を落としかけた時、弟の命を救おうとした兄たちによって
何よりも忌み嫌っていたヴァンパイアにさせられてしまったことで、兄たちに激怒し
以来恨みと復讐心を持ち続け、自分同様意思に反してヴァンパイアに変身させられた
すぐ上の兄で生ける屍のように過ごしていたセバスチャンが
つい最近運命の花嫁を得て、兄たちへの態度を変えたことで
憎い兄2人と同様殺しの対象に考えるほどの狂気に駆り立てられていて
ヴァンパイアに変身させられた後、兄たちへの怒りから孤立したせいで
今ではローアの中で{堕ちたヴァンパイア}になり下がってしまったコンラッドは
ただひたすらニコライとマードックを倒す機会をうかがっていた

生きた者から血をのむ悪習を続けてきたせいで、殺し屋と呼ばれるほど恐れられる存在になり
正気を失いつつあるコンラッドは、ある日3人の兄を見つけて襲いかかるが
弟コンラッドを狂気の淵からなんとか救い出そうとする兄達に逆に捕らえられてしまい
ある場所に連れていかれ監禁されることになる

コンラッドを立ち直らせるためにニコライが用意したゴシック様式の館には
80年前元婚約者に殺され無念の死を遂げた女性が幽霊となって留まっていて
そのエランクールという邸宅の持ち主で26歳のバレリーナだったネオミ・ラレスは
ある日やってきた男たちを観察することになり
彼らの会話から、人間ではなくヴァンパイアであることや
4人は兄弟で、コンラッドを助けようとしていることなどを知るが
誰にも見えないはずの自分の姿がコンラッドにだけは見えているとわかり衝撃を受ける

はじめは自分の幻覚か?と、ネオミの存在に確信が持てなかったコンラッドに
80年もの間、長く孤独な生活を強いられてきたネオミが積極的に話しかけたことで
会話を交わし、じょじょにお互いについて知るようになった2人
コンラッドを監視するはずの兄たちが戦いに出かけたまま戻ってこない日々が続く中
魔法のかかった手錠で繋がれたままのコンラッドは次第に理性を取り戻していくが
お互いの存在をなくてはならないもののように感じ始めても
相手に触れることはできないまま、それまで抱いたことのない感情に目覚めたコンラッドが
ネオミのためにと、ある行動に出たことでネオミの裏切りを知ることになる

コンラッドに兄たちへの復讐心を捨ててもらいたいと願ったせいで
彼を怒らせ、再び孤独な生活に戻ったネオミ
コンラッドとの出会いで、それまでのような死後の生活に耐えられなくなった彼女は
失った肉体を取り戻そうと決意し、超常的なパワーを持つという魔女に助けを求め
魔女マリキータとの交渉の末、ある条件付きでついに人間の姿を取り戻すことになる


人間の姿で80年間閉じ込められていた屋敷から出て、コンラッドと再会したネオミは
ネオミこそが運命の花嫁だと認めたコンラッドと、ついに愛を交わすことになるが・・*



読み始めて意外や意外、前3作に関しては、一気にお話の中に入りこめたのに
本作は冒頭でのつかみもいまいち、ほぼ半分くらいまで退屈というか読むのが辛かった
それにはまず、ゴーストとヴァンパイアってさらなる未知の世界だったってこともあるし
ヒーローの{おまえは俺のもの}度が瞬時に全開ではなかったからかなぁ
(まあそれ以前にコンラッド自身正気を取り戻すのための時間が必要だったから仕方ないのか)
そしてヒロインが経験豊富で、ヒーローが未経験(実践では)ってことも好みじゃなかった
別にVヒロインにこだわりませんが、過去に愛する人が一人いたくらいまでが限界かも
(今時のコンテが苦手なのもそのせいかも)

やっとお互い触れ合うことができるようになった中盤からは巻き返しとなりましたが
そこでも問題があって、ヒロインが人間ってことはパラノーマルものでも苦手な展開だから
どうなる?どうなる?と恐る恐る進んでみると、ラストのあの展開
やっと落ち着くところに落ち着いた~!と、なんとか安心できましたが
中盤から盛り上がった(ハイ、あのシーンです)とはいえ
前半つまらなかったのが影響したのか、4作中最下位という評価になってしまいました
(まあ全部が全部お気に入りってことはないだろうし、ワンパターンを防ぐには仕方ないのかな)

ところで、ヒロインのネオミという名前、どうしてもネズミと見えてしまって(視力のせいか?)
原書では Néomi となっていたから、ニオミでも良かったけど(こっちのほうがおかしいか?)
こんなところにやけにひっかかってしまった

今回も出てくるロス家の長男ニコライ、やはりここまでくると彼のお話が読みたくなる
なんとか今からでも "Playing Easy to Get" を出してもらえないものだろうか?と
自分で原書ゲットすればいいところを、あまりに未読原書が溜まっているため罪悪感もあり
ついつい他力本願になってしまう今日この頃


ヴァンパイア繋がりで、LaLatvでやってる「トゥルーブラッド」についてちょこっと
なにしろ原作を読んでないものでドラマ版についての感想ですが、1話目は以外におもしろく感じたし
スティーヴン・モイヤー演じるビルがやけに格好良いわ~って期待したのですが
2話3話と観るうちに、ちょっと変わってきた

まず、スーキーって天然なの?おバカちゃんなの?
だって、人の心が読めるってありがた迷惑な才能持っているせいで、嫌な思いしているのに
なんでも自分のことはぺらぺら喋っちゃうから・・・、ここは純粋だからなの?
(それにしてもあの露出度で、バーで働いてて、あの年までVを守っていたこと自体に無理はないのか?)
2話目かなんかで(もう記憶が・・)ビルといい感じになるのか?と思ったらあっさり拒否って
すぐそのあとに自分に想いを寄せてるって知ってるサムとお出かけ(サムは期待するわな~)
サムにキスを許した時点でロマンス的には20点減点

ヴァンパイアと共存する世界なのかもしれないけど、結局は人種差別みたいに反目はあって
そのなかでビルと付き合う宣言はするは、「私の彼よ」って見せびらかすわ
ビルと寝たわ~!って公然と宣言しちゃうし、それを非難されるとサムに喰ってかかる
ビルと初めて愛を交わすところで一気に冷めたのがビルが、スーキーの首に噛みついて痕を残したこと
(スーキーが死にそうになった時、自分の血を飲ませたのは納得できる)
スーキーも本当は人間じゃなくて、傷跡は消えるとかなら納得できるけど
あくまで自分の好みですが、愛する女性の肌に傷をつけるなんてできない~~と苦しんでほしいし
人間とヴァンパイアって、やっぱ馴染めない(ヴァンパイアに偏見はありません)

ビルが死んだと思い込んで落ち込んだ時にはタラに切れるわ、またまたサムに喰ってかかるわ
彼女の周りではヴァンパイアと険悪な雰囲気になっているにもかかわらず
ビルが生きてたと知ったら大喜びで、またまた堂々と喜びをあらわしちゃうし
こそこそしろとまでは言いませんが、町中に知らせなくてもねぇ・・・

他のキャラクターもいまいち魅力に欠ける
バーのオーナー、サムも初めはスーキーに片思いでいい感じ~と思っていたら、あっさりタラと寝ちゃうし
(だいたい体だけの関係とはいえ、好きな女性の友人と寝る神経が理解できない)
タラもジェイソンに片思い~って期待したら、サムと・・とか
スーキーの兄ジェイソンに至っては、サービスショット(エロとコメディ半々)担当なのかもしれないけど
毎回見せられるとばかばかしいし、うんざりする
そしてビルもヴァンパイア間の上下関係ではエリックの言うなりなのか~と残念な展開みたいだし
このエリックもヴァンパイアなのだから白くて当たり前なんだろうけど、白くてマッチョって・・・
だいたいマッチョの人って、ムキムキ黒ピカ肌になれているせいか(これはこれでキモイ)
やっぱ多少はオリーブ系の肌をしていてほしいとつくづく思ってしまった
(いやいやそうは言いつつ裸は見てないけど
   白塗りでも「里見八犬伝」の京本政樹さんは綺麗だったしな~)


唯一好感度高かったスーキーのおばあちゃんは死んでしまったし
ビルの過去エピソードとかおもしろかったから、ああいう路線がもっと出てくればいいのにと思いつつ
シーズン1は観る予定だけど、続きが観たいかと言ったらどうなんだろう?