川崎中原ドッジ『マック杯』
・主審と副審が斜に構えてジャッジするスタイルです。
線審はいません。
ではセンターラインのラインクロスは誰が見るの?
計時(記録)もしくはボール出しがジャッジ(ホイッスル常備)します。
主審と副審は互いにアイコンタクトで、反対のジャッジをする事は無いようです。
(空気を読んで云い直しとかも普通にあった)
線審もいないから
ピピピーーー!!『いやいや、俺にはこう見えたぞーー!』
ということもない。
ギャラリーに『おいコラ!今のはアウトだろーーー!』
てな人もほぼいなかった。
でね
攻撃される側のスタイルがね。
上級生が下級生を思い切り守るスタイルなんですよ。
しかも後ろに何人も抱えて。
まるで小動物の親が天敵から子を守るかのごとく。
守られる子もしっかり親の影に隠れます。
当然親が狙われて、アウトとなるんですけどね。
アウトになれば問答無用でマイボールになる訳で
そんな上級生は外に出てもすぐ当て返して内野復帰するのです。
しかしながらセーフよりアウトが断然多いです。
軽いボールで内野が1m狭いからか、球のスピードがすごく速く感じられる。
しかもきっちりと足元にめがけて攻撃してくる。
そんな凄いのを補球する子はするんですから大したもんですな。
(ナイスキャッチ値千金は何処でも変わりません)
試合の流れが凄くスピーディーです。
目まぐるしく攻撃権が移動します。
要はアウトになってもすぐ戻ってくれば何も問題なし。
攻撃に主体を置いてる気がしました。
逆に言えば、松戸は守備が主体かな・・・
内野をいかに減らさないかみたいな?
そして衝撃!!
試合途中に最後の外野1名が攻撃成功したんですが、
なんとなんと内野復帰した―――――!!
外野0名!松戸ではありえません!
相手内野はまだいます。
JDBAですと、相手をカラにしたのが1名外野手の場合、復帰して終了。
これならわかるが
流石にびっくりですね
その際、攻撃は内野からエイヤー!てな感じでいくみたいです。
おっと、珍しい危険球!(松戸で云うヘッドダイレクト)
セーフですから内野続行です。(大丈夫かな・・?)
大丈夫そうです。
(球の重量が関係するのかな?大泣きする子はいなかった)
主審は『残り時間 何秒!』と言って再開します。(5分間から試合経過時間の差?)
オープンだな~
※危険球そのものの数が少ないです。
一日で3~5回くらいではなかろうか?(この日試合数は44試合)
つー事は発生率は 5/44=0.11
11%
※A見さん情報による古南小大会での発生率(1試合あたり)は
・・・・70%らしい
川崎のスタイルは完全なパスの為のパス(頭の大分上)が多く、
ちゃんと打つ時は打つべき人が打つという感じ。
肩口をあおる習慣はなし、そういう指導者もなし。
(危険球扱いとなる可能性あり)
勝ってようが、時間を使え!パスを回せ!という指導者とかはいない。
勝ってる方もよく1投目で攻撃するわするわ。
見ていて、すごく清々しい気持ちになる
そうそう、当然キャリングはなし。
(たまに走り込み投球いましたが、そんな選手は危険球なんか投げない)
なんか、勝敗にこだわるあまり、邪な考えをする人っているよね。
ま、こんな事が考えつくだろう。
(勝ってる場合)
ボールの保持秒数が5秒まで(これは共通)
だから、ゆっくり4秒持った後、天に向かってパスをする。
時間をかけたパスで繰り返す。
・・・子供たち、楽しいかな?そんなの?
こういう事を考えてしまう俺って・・・
さらに衝撃!!
Aチームが攻撃!
しかし、そのボールはワンバウンド!
が、Bチームの子がいわゆる『ワンタッチ』!
で、誰も触らずサイドラインからボールデッド!
ああ、これはAチームの攻撃がまた続くんだな・・・
と、思って見ているとなんと!
Bチームボールで試合再開した!
なぜだ?WHY?
これにはT橋、納得いかない。
JDBAも最後に触ったチームの相手ボールとなっています。
しかし、川崎ドッジ連盟大会規則上はこうなってました。
第26条 競技者によって投げられたボールが外野ラインを越えた場合は最後に通過した内野ライン側の内野ボールとなる。
これまたいびつなルールです。
(中原区の皆様失礼とは存じます)
こんなの松戸で採用した日にゃこんな事が起こります。
外センが思い切り内野側に向かって取れないような高いボールを投げる。
相手外野も取れないような高さ。
(24m位は平気でなげます)
すると、ボールデッド!マイボール!
の事態が発生します。繰り返しますと延々とマイボールとなります。
そんなの、面白い?
・・・・・・。
また、下らぬ考えをおこしてしまった・・・・
松戸のルールブックの最初にこう書いてあります。
『2016年度版』
勝負にこだわるあまりにルールの盲点をついたりすること
そういった考えそのものが良くないのです。
健全な青少年育成の妨げになるのです。
邪(よこしま) 、 ダメ、絶対!
大会に戻る。
予選結果
※予選で勝ち負けが同数の場合はやはり得失点差となるが、得失点差が同じ場合、直接対決の勝った方を上位とすると親切な解説をしてくれました。
いよいよ決勝戦
下新城VS陣屋二丁目
主審はもちろん風間審判長!
物凄くいい勝負でしたが、結果は
陣屋二丁目チームの優勝でした。
大会終了後
近くのスナックにて(店主が陣屋一丁目関係者)
反省会にお誘い頂きましたので喜んでいかせて頂き、ドッジ談義に花を咲かせました。
皆様、色々ありがとうございました。
どこでもアツいオヤジはいるんですね
川崎市高津区のJDBAチーム『相和ドッジボール』のS藤監督とも知り合いになれました。
この日の収穫は大きかったです。
これを機に松戸、川崎共お互いがいい方向にいくようになればいいなあと思います。
その後当然