まいどー、与太話で御座いますー
おさらいにはなるんやけども、この感想文ではお子様主人公の少年漫画を読んだ時に背を伸ばせとか年齢を上げた方がええと言うておりますー
その前にお子様主人公になってまう原因はいつも言うとるんやけども少年漫画っちゅー定義が曖昧やから
ちなみに少年法では20歳未満の人は全て少年と定義されております、せやから人によって想定する少年漫画の読者さんの年齢が小学生から大学生まであるんやなー
つまり少年漫画を描こうと思た時に6歳向けに描く人もおれば16歳向けに描く人もおる訳で御座います
この定義を曖昧にしとると読者層を外す事になりまっせ、子供向けやからてお子様主人公を描いてまう人は前者
そしてこの感想文的なお子様主人公の対象年齢は小学生まで、雑誌で言えばコロコロさんとか最強ジャンプさんやろか
この年齢までの読者さんに重要なのは共感、せやから主人公が小学生の読者さんの年齢と近いとか身長も同じくらい低く設定するのは必然となる
そしてその雑誌を卒業していわゆる四大少年誌へ移行する、早い子は小学生の頃からそっちへ移る事もあるやろか
そういう子はお子様主人公にもう共感が出来へんようになってまう、しかしこの段階の読者層にグラデーションがあるから読者さんの需要を勘違いしてまうんやなー
子供向けの雑誌を卒業した読者さんに必要なのは共感やのーて憧れになりますー、せやから必要なのは大人向けの内容の作品になるやろか
定義的には少年とは言え思春期を迎えるよってにみんな子供から大人になろうとします、せやからその段階で興味の対象が一気に変化する
オシャレに目覚めたりとか大人がやってる遊びとかに興味が出てくるんやなー、しかし大人から見れば子供やからそれに気付けへん
親が買ってくる服が子供っぽいとか夜遅くまで遊んだらアカンとかいつまでたっても子供扱いで嫌な思いをした事は誰しもあるんちゃうやろか
お子様主人公を描く作者さんっちゅーのはこれと同じ事をしとるんやなー(白目)
つまり相手の事を考えとるようで実際は自分の事しか考えてへん、ホンマの読者さんの事やのーて自分の想像する読者さんの事しか考えてへん訳で御座いますー
前回の打ち切り感想で言うたようにこれが一番起こりやすいのが実際に子供がおる漫画家さんとか編集さんになるやろか
作品を作る時の対象がその雑誌の読者さんやのーて自分の子供になってまうんやなー、自分の子供を読者さんと想定するから雑誌の読者さんまで同じように子供扱いしてまう
子供はこんなん好きやろとかこんなん読ませた方がええみたいな余計なお世話(白目)
そやない人もおるんやけどもこうなる可能性がお子さんがおれへん作者さんよりも爆上がりしてまうよってに要注意
それこそ今は読者さんの平均年齢が上がってきとるよってにお子様主人公やと余計に読者層を狭めてまう
この感想文的には大人になろうとする少年が読者層になるよってに内容的には子供に背伸びさせる漫画が必要となるやろか
大人が手取り足取り世話する作品やのーてこれが読めるように頑張れっちゅー感じの内容、思春期を迎える子供は大人が想像する以上に大人やからなー
それこそジャンプさんとかマガジンさん超えてヤンジャンさんとかヤンマガさんに移る読者さんもおるよってに
しかし前回も言うたんやけども誰しもがその経験があるにもかかわらず大人になったら子供に対して同じ事をやってまう
これも歴史が繰り返しとるだけなんやけどもホンマに人間さんは学ばん生き物(白目)
こんなとこやろか、それと合わせてオタクエコーチェンバーみたいな要素もあれば女性ウケの要素も考慮する必要がある
近年はそっちの方が重要になる事も多いよってにホンマに難しいもんで御座いますー、何事もバランスが大事
果たしてそれはホンマに読者さんの事を考えているのか、やっぱり定義するのは大事やでー