まいどー、質問箱回答編で御座いますー


漫画家さんの感想はいくつかやっとるんやけども遥か昔に感想したBLEACHの久保センセの再感想やでー


作品の中に漫画家さんの変遷が見られるっちゅー記事なんやけどもそれに関する詳細やなー、まあ大した話でも無いんやけども(白目)



当たり前の話で色即是空空即是色、あらゆるものは常に移り変わるもので御座います


それはこの感想文も同じで昔と今とでは考え方がちゃうよってにあんまり古い記事は参考にされたら困るところがある(白目)



この作品の変遷をテーマにカイジの福本センセの感想でもしよかなと思てたところやから個人的にはタイムリーな感じ


ただあくまで作品の欄外の事っちゅーのは基本的に妄想やからそこは要注意、都市伝説と同じでエンタメとして楽しむものであって真実を求めるものではあれへんでー


本人が語れへん以上は何の根拠もあれへん憶測やからなー、それを大体の人はこんな感じで推測しとるだけで御座いますー下世話なお話(白目)



前置きはさておきまして、BLEACHの久保センセは説明不要やと思うから割愛


ワイの感想文的にはどちらかと言えば画力タイプなんやけどもそれ以上に漫画力が桁違いに高いタイプ、特にコマ割りとか演出における画面構成力やなー



これは模写してみたら分かるんやけども白の量がこれだけ多くて成立させるっちゅーのは恐ろしい画面構成におけるデザインセンス(白目)


見開きにおける白と黒のコントラストのバランス、紙媒体特有である見開きの迫力を最大限に活かしとる画面構成なんやなー



描き込みの量を増やせば画面の威力とかインパクトが増すのは誰でも出来るし画力タイプの人は大体こっちのパターンになる事が多いやろか、現実世界の映像に近づける画力的な行為やなー


それを極限まで白と黒だけで構成して成立させるのは画力やのーて漫画力なんやなー、白と黒だけで世界を構成するっちゅーのは漫画の中しかありえへんよってに


そしてストーリー構成に合わせた引きとページをめくった時のインパクト、王道のコマ割り構成の上にそれが乗るよってにそのオサレ感の威力はえげつない(白目)


せやから見開き2ページの漫画やのーて毎回凄い1枚絵を見とる感覚に近いかもしれへんなー、この構成は唯一無二ではあるやろか



紙媒体で一番効果を発揮する画面構成になっとるよってにBLEACHに関しては電子雑誌で読むと相当威力が下がってまうからちゃんと紙の単行本で読まなアカンでー


あとはせやないと一番大事な画面構成とかコマ割りがBLEACHから学ばれへんからなー、適当にコマ割っても成立してまう電子雑誌と紙媒体では難易度がちゃうよってに(白目)



あとは素人発想でフルカラーの方が見栄えが良くなるみたいなもんもあるけども上等な料理にハチミツをブチまけるが如き思想


白と黒の美しさを理解出来へんなんて何とかtoonと同じやで、ちゃんと白黒の紙媒体で一番面白く読めるように天才がしとるんやから凡人が変に手を加えてはいけません(白目)



脱線した、それはさておきまして作者さんの変遷に関しては中二病から抜けて大人になったっちゅーだけのお話やろか(白目)


過去記事でも書いとるけど連載当初は正直痛々しさが凄まじかった、この痛々しさっちゅーのは中二病っちゅーか若さから来る痛さ


今の子は知らんかもしれへんけども連載当初はアンチも多かったんやでー、もしかしたら質問者さんはそれを知らんから変遷がイマイチ感じられへんのかもしれへんなあ


例えばその昔Twitterで、才能も無く努力もせずそのくせ与えられるものに不平を言って努力する人間の足しか引っ張れないような奴は


目を瞑ってどっか隅っこに挟まって口だけ開けて雨と埃だけ食って辛うじて生きてろっちゅー様な発言をしております(白目)



Twitterでなんやかんや言われて腹立って返したんやと思うけども大人であればここまでは言えへん、この発言からも久保センセの中二病的な若さが見て取れる訳なんやなー


せやから作品内でも同様にちらほらとその若さが出てきてまう、それを象徴するのが連載初期のオサレポエム(白目)



そのポエムを読めば大体の人が背筋がゾワっとする感覚があると思う、この感覚は基本的に同族嫌悪から来るものやと思われます(白目)


誰しもが通る中二病から来る痛々しい思い出、それを作品内でええ大人がやっとるよってに古傷を抉られる感じがしてもーたんやなかろーか


せやからアンチも多かったんやけども連載の途中からその中二病の痛さが無くなった、これはポエムの内容でも分かると思う



連載当初は中二病のポエムやけども後半は大人のポエムやからなー、解析はポエム博士に任せた(白目)


創作において中二病っちゅーのは毒にも薬にもなるよってに、BLEACHの初期は毒と薬の両面が出てもーてたんやなー


その毒を嫌うアンチがおったんやけども中盤からその毒気が抜けてきた、中二病のオサレと揶揄されとった漫画から現在のスタイリッシュに進化した訳で御座いますー


ちなみに原因は分かりません、私生活で何かあったのかもしれへんし単純に年を重ねて色々経験して大人になったのかもしれへん


そういう意味の変遷が分かるっちゅー意味やなー、そこからアンチがおれへんようになったやろか



今は長期連載が当たり前やけども通常ストーリー漫画が十年以上連載するっちゅー事はほとんどあれへんかったよってに


これを感想した当時はその変遷具合が珍しかったんやなー、表現が適当かは分かれへんけども作者さんが大人になっていく過程が見れたっちゅー感じ



過去記事にも描いたけども今の久保センセに当時のポエム見せたら枕に顔突っ込んで耳真っ赤にして足ジタバタすると思うでー(白目)


誰しも中二病の黒歴史はあるんやけどもそれを連載作品で見られたっちゅーのはこれまた相当珍しいんやで、みんなその前に大人になってまうからなー



こんなとこやろか、質問の意図とはちゃうのであればまた質問箱にでも質問よろしゅー


お次は福本センセやろかしら、その前に新連載の感想にしよかなーあんまり言う事もあれへんけど(白目)


ほなまたー