まいどー、これまた前回の続きみたいなもんやりまっせー


今回は面白いけど売れへん漫画の与太話になりますー、ワイの感想文的なチートの少ない作品やなー


商業誌では面白い作品を作る事と売れる作品を作る事を両立せーへんとヒットを出すのが難しい



ほとんどの作品は面白い作品を作る事を重視しとる、せやから売れへん可能性が高くなってまうよってに売れる為の対策が必要になる


面白い作品を作る事と売れる作品を作る事っちゅーギリギリのせめぎ合い、それを調整するのが本来の編集さんのお仕事なんやなー



面白い作品を作れば売れるっちゅーのは片方の努力を放棄しとるよってにそれで売れへんのは運が悪いんやのーて必然で御座います(白目)


せやから対策が必要になってくる、その対策を最大限した上で売れへんかったのであれば運が悪かったと言えるんやなかろーか



ただ漫画家さんのタイプによってこの二つを両立せーへんでもヒットを出せるタイプがおるのが非常に厄介なところ


これも面白いっちゅー曖昧な言葉が原因、面白い売れる作品を作れる漫画家さんと面白い売れへん作品を作る漫画家さんを面白いっちゅー言葉を使て混同してまうんやなー



ここから商業の売れる売れへんの視点を省けば両方とも面白い作品を作れる漫画家さんやからなー、こんな感じ↓


面白い売れる作品を作れる漫画家さんと面白い売れへん作品を作る漫画家さん



しかし片方は売れる対策をせーへんでも売れる漫画家さんでもう片方は売れる対策をせーへんと売れへん漫画家さんになっておりますー


自分がどっちのタイプなのかを理解してへんと一生商業誌でヒットが出されへんようになってまうかもしれへん、遅咲きの作者さんは大体後者のパターン


言葉が適当かはさておくんやけども分かりやすくタイプ分けすると、陽キャタイプの漫画家さんと陰キャタイプの漫画家さん(白目)



前者は自然に発想したアイデアとかストーリーがコメディとかテンションが高い、読者さんウケがええ学園ものとかラブコメとかが好きなタイプ


後者は自然に発想したアイデアとかストーリーがコメディが少ないテンションも低い、読者さんウケが悪いSFとかクリエイター系の話が好きなタイプ(白目)



基本的に普通の読者さんが求めてんのは自分を楽しませてくれるエンターテインメント、どっちが需要あるかは言わずもがな


特にジャンプさんとかメジャーな雑誌では前者が求められるよってに後者タイプの人が連載に来る事は基本的にあれへん(白目)



そしてこの特性は変えるのが難しい、後者タイプの人がメジャーな雑誌に来たら読切を描くのも相当苦労してまうんやなー


やっぱり漫画雑誌と言えばジャンプさんやからみんなそこを目指して来るんやけども人には向き不向きがあるよってに



陰キャタイプの作者さんが実力あったとしても頑張って陽キャの真似せーへんとアカンから作品自体がめちゃめちゃ不自然になってまう(白目)


大体は主人公がキョロ充みたいな性格とか行動を取る事が多いやろか、陽キャタイプはそれを自然に描けるんやけどなー



せやから陰キャタイプの人は読切とか連載のネームが通りにくいし、仮に掲載されてもアンケートが集めにくいよってに連載まで来られへん


ただこれまた組み合わせがあって陽キャタイプでも作品がSFとかクリエイター系の話が好きなタイプやと売れへんタイプに分類されてまう


せやからジャンプさんとかメジャーな雑誌に向いとる人っちゅーのはそもそも相当少ないんやなー、生まれも育ちも生粋の陽キャタイプ(白目)


ちなみに陽キャが良くて陰キャがアカンっちゅー話ではあれへんで、何事も適材適所やからマイナーな雑誌なら陰キャタイプの方が活躍出来る可能性もある


しかし自分の特性を理解してへんととにかく面白い作品を描けばええっちゅー事になってもーて、需要の無い面白い作品を描き続ける永遠のネーム地獄から抜け出されへんようになってまう(白目)


せやから面白い売れへん作品を描く漫画家さんは対策が必要になってくる訳で御座いますー



これ言うと自分の好きな作品描いた方が結果的にええみたいな意見があるんやけども、それを言うのは大体が売れやすい作品を描く陽キャタイプの漫画家さん(白目)


そもそも自分が自然にする発想が売れやすい要素を含んどるんやから自分の好きなもの描いた方が結果的にええのは当たり前なんやなー



それかマイナーな雑誌で成功しとる陰キャタイプの漫画家さん、しかしそれは適材適所になっとるだけであってメジャーな雑誌で同じように成功するのは難しいんやなかろーか


これを言うてまうのも面白いっちゅー曖昧な言葉のせいで御座います、自分の面白いと他人の面白いの性質が同じと思とるんやなー



ジャンプさんにはジャンプGIGAっちゅー増刊があるんやけども新連載と同じく面白い売れへん作品だらけになっております(白目)


前回言うたようにおそらく売れる売れへんは運やからとにかく面白い作品を作ればええっちゅー状態になっとるんちゃうかなあ



それでもずーっとやっとればたまたま成功する事もあるやろけども何の根拠も無く売れる売れへんを試すのはパチンコ打ってんのと変わらん(白目)


こんなとこやろか、ホンマに面白いっちゅー言葉は罪作りやでー面白い撲滅委員会を発足しようかしら(白目)


でも便利やから使てまうねんなー、それもまた面白い



面白いとかオタクエコーチェンバーとか商業を阻害する要素が多過ぎるよってに犠牲者は今日も後を絶てへん、あぁ無情(白目)


ほなまたー