まいどー、質問箱回答編で御座いますー
ご質問はジャンプの漫画学校で松井センセが講義された防御力についての感想をっちゅー事で御座います
これに関してはページ数の質問もあったよってに合わせて回答いたしますー
とりあえず松井センセと言えば天下の少年ジャンプさんで三作品もアニメ化させる程にヒットさせた天才
その天才が考えた理論やから凄いか思うかもしれへんけども防御力理論っちゅーのは完全に新人さん向けの内容となる(白目)
ジャンプの漫画学校やから新人さんに向けて分かりやすい内容を考えたんやなかろーか
ただ基礎とか基本は奥義となる、当たり前やんと思う事でも出来とる人っちゅーのはほとんどおりません(白目)
漫画学校の講義内容は素晴らしいものが多いんやけども、では何故今のジャンプさんはこんなことになっているのかっちゅーお話やなー(白目)
これはいつも言うとるけども面白いっちゅー曖昧な単語を使てるから、講義内容でも多用されとるけどもこの言葉を使とる限りは歴史を繰り返す事になる
防御力理論に関しては読者さんを意識して書きなさいの注意点を挙げた感じ、セリフを少なくするとか色んな要素を兼ねればページも短くなるよってに読みやすい
よくこの感想文でもページが多いページが多い言うとるんやけどもこれも読者さんのコストの一つになる
今はアニメの本数も増えとるしyoutubeとか他のエンターテイメントもよーさんあるよってに漫画に使て貰える時間が少ない
作品の読む時間っちゅーのは読者さんのコストになる、せやから短いページで面白いが昔より必要な時代になっとるんやなー
これだけ山ほど漫画が溢れとるんやから読者さんも面白い作品を探すのが一苦労になるよってにページが多い作品をいちいち最後まで読めへん
漫画好きな読者さんは読むかもしれへんけども普通の読者さんはほとんどの場合で読み飛ばす事になる
本誌の新連載でもたまに展開遅い言うんやけども展開が早くないと読者さんが飽きて他の作品とかコンテンツへ移ってまう
しかし今は電子雑誌の台頭でオタク向けでも生き残れてまうよになったからどちらかと言えばページが増えるみたいに逆行しとるやろか
それはそれで素晴らしいんやけども十年後くらいに電子雑誌の元漫画家さんが大量に生まれると思う(白目)
ジャンププラスさんは無料で読めるとか広告収入があるみたいな電子雑誌ならではの成功やから紙媒体で真似するのはあんまりよーないんやなかろーか
雑誌が変われば読者層も変わるよってに漫画学校でも電子雑誌の戦い方と紙媒体での戦い方は分けるべきやなー
それを面白ければ同じ結果が出せると思い込むとよろしくない、電子雑誌の面白いと紙媒体の面白いはちゃうからな(白目)
何度も言うけども面白いっちゅー曖昧な言葉を使うとこれを一緒くたにしてまう事になる、作品を作る時とか評価する時に使うのはホンマにやめた方がええと思うんやけどなー
ちと脱線しました、松井センセの防御力理論はプロでも必須となるよってに意識した方がええでー
ただこれを守ったから言うて松井センセと同じようにヒットが出せる訳ではあれへん、いつも言うけども最終的には才能によってまうからなあ
防御力理論は素晴らしいんやけどもそもそも松井センセは攻撃力が異常に高いタイプ(白目)
王道やあれへん内容にもかかわらず天下の少年ジャンプで三作品もヒットさせるっちゅーのは理論以上の才能とか発想が必要
正直編集さんからしたら一番厄介な漫画家さんやと思う、どの作品もセオリー的に見ればヒットするとは思われへん内容やからなあ
せやから発想とかセンスみたいな攻撃力が凄いっちゅー事なんやけどもこれは教える事が出来へん、せやから生徒さん向けに防御力の方を教えたと思われますー
ちなみにワイの感想文的なチートも防御力理論になります、天才はそれを更に超えて来るからおそろしいんやなあ(白目)
本人も最初に語っとるようにバッティングは天性、つまり才能となるよってに意識してもどうにもなれへん
そしてジャンプさんでヒットを飛ばすには攻撃力と防御力の両方が必要となる、サラッと流しとるけどもめちゃ残酷な事を冒頭でおっしゃられております(白目)
まあそれが厳しい商業の世界やからおためごかし言うてもしゃーない、特にプロを目指すジャンプの漫画学校さんの講義やからなー
卒業生の方の作品を読めばその残酷な現実が分かると思う、同じ事を学んでも描ける人と描かれへん人に分かれてまうよってに
こんなとこやろか、誠に商業の漫画界は冥府魔道