まいどー、質問箱回答編で御座いますー


例の件は予想通りの展開となっております、果たして今後どうなるのか困ったもんやでー


それはさておき質問頂きましたので感想致します、ちなみに他にも作品感想をリクエスト頂いておるんですがしばし待たれよ(白目)



一応ワイは雄猫やから女性向けの作品読むのはなかなかにエネルギーを要するんやなー


例えば女性の方が刃牙とかタフとか男塾みたいな男性向けの作品を読んで下さいと言われたら相当なエネルギーを要すると思う、それと大体同じ(白目)



ご質問はジャンププラスでインディーズ連載中の天地ミッションの感想で御座いますー

質問者さん的にはインディーズ連載とは思えない程クオリティが高く週刊連載しているのに閲覧数が振るわないとの事


これに関してはこの感想文でも何度も何度も言うとるけどもオリジナルSFは普通の読者さんウケが抜群に悪い、理由は以下を参考の事
 

 

 

 

 


せやから内容云々とかクオリティに関わらず閲覧数は基本的に伸びひん


第一話を読んでみたんやけども最初の見開きの秘密情報局空中戦艦の時点でほとんどの読者さんが飛ぶ(白目)


オリジナルSFの上にミリタリー要素を含んだ時点で読者層は漫画好きな人かオタクさんに限定されてまうんやなー


そしてヒットするせーへんは面白いとかクオリティが高いやのーて読者さんが読みたいか読みたくないか



どんなに面白かろうがクオリティが高かろーがオリジナルSFはそもそもほとんどの普通の読者さんが読みたいものではあれへん訳で御座います


せやから商業でオリジナルSFはやめときなはれと毎回言うとるんやなー



ルーキー経由やから連載になっとるだけで通常ルートであればオリジナルSFが連載になる事は基本的にあれへん


他のオリジナルSFのインディーズ連載もプラスのSFの連載作品もほとんど閲覧数が振るえへんのは同じ理由やでー



謎のカウントダウンに関してはよー分からん、ただインディーズ連載に関してはほとんど編集さんはアレコレ言わんやろうから作者さんの意図やとは思う


一番ええのは通常連載化やけども現時点での閲覧数では考えにくい、せやから別の発表か又は連載終了へ向けてのカウントダウンかが濃厚やろか



読者さん的には好きな作品の連載が終わるのは悲しいかもしれへんけどもインディーズ連載っちゅーのは商業誌で一番過酷な連載条件やからなあ(白目)


せやから閲覧数が少ないのに連載しとる作品はそれを描きたいっちゅー作者さんの熱意だけで存在する儚い線香花火(白目)



まずインディーズ連載には広告収入が発生せーへん、通常連載であれば広告収入あるしそれだけでかなりの額になるとの噂


これはyoutubeもそやし通常連載の無料公開の頻度を見たところかなりの収入があると思われる


しかしインディーズ連載はそれが無い、その上で原稿料は閲覧数に応じた出来高制度なんやなー


現時点での閲覧数は10万を超えるくらいやから基本の原稿料5000円にボーナスの1500円をプラスして1ページあたり6500円(白目)



週刊連載やから20ページ×4週間、つまり作者さんの収入は単純計算で6500×80で520000円


これが多いか少ないかは人によるんやけども今回の様なそこそこ描き込みがある週刊連載を一人で描いとるとは考えにくい



アシスタントさんを一人常駐させてあとはヘルプしとるとしてもおそらく半分くらいは経費で消えるんちゃうやろか、そしてその上で税金やら生活費も出さなアカン


これが通常連載であれば新人さんでも1ページ10000円以上はあるよってに収入は倍近くちゃうんやなー、これがプラスが生んだ連載格差(白目)


とは言え最初はそれでもええかもしれへん、若ければ体力的に何とかなるし自分の漫画で稼げとるっちゅー満足感もあるよってに


しかし通常の連載でも単行本が出て初めて黒字と言われる連載貧乏状態やからなー、しかしインディーズ連載ではその単行本も出してもらわれへん



せやからインディーズ連載は自分の好きな作品を連載出来るんやけども売れへんっちゅー究極の連載貧乏状態となる(白目)



そして一度落ちた閲覧数が戻る事はない、これは通常連載でも基本的に同じ


ただ通常連載の場合はメディアミックスがあるよってにそれで伸びるパターンもある、しかしインディーズ連載ではそのチャンスもあれへん



ラーメン赤猫とか幼稚園WARSみたいに読者さんウケがええ作品を描いて早めにインディーズ連載から抜けられへんと挽回が不可能(白目)



そして更に恐ろしいのがインディーズ連載はそこから抜け出すのがめちゃめちゃ難しいっちゅーところ


連載を終了すると収入そのものが無くなる上に次に連載になるかどうかも分かれへんからなー、そうなるとしんどいと思ても連載終了の決断を下すのも難しい


前述したように一度落ちた閲覧数が戻る事はあれへん、商業的に考えるのであれば早めに終わらせるっちゅー事も一つの選択


通常連載であればその決断を編集さんが下してくれる、せやから打ち切りっちゅーのもある意味本人の為になるよってに必要なんやでー



カウントダウンがその選択をしたのかは分かれへんけども可能性はあるやろか、ホンマにインディーズ連載は大変なんやで


みんな読切苦手やから安易にいきなり連載したいと思うけどもほとんどの場合でそういう事になる(白目)



ラーメン赤猫のアンギャマンセンセも幼稚園WARSの千葉センセもちゃんと読切を描けるセンセやからなー


読切は描けないけど連載は面白く出来ると思う人は読切の重要性も必要性も理解してないっちゅー事やから人気出すの無理(白目)



脱線した、ワイ的な解決方法としてはインディーズ連載は終了すれば作品の著作権は作者さんに戻るよってに


それをkindleとかAmazonとかで連載するとか他の配信サイトで販売する同人ルートがええと思う



あとはプラスさんで名前を売れたよってに他の電子雑誌で通常の条件で連載するっちゅー方がええんちゃうやろか


正直インディーズ連載は個人事業主相手に足元見過ぎや、それでもここまで考えられへん人達が集まってくるよってにしゃーないんやけども(白目)


こんなとこやろか、読者さん的には連載が続くのが一番ええかもしれへんけども作者さん的には色々と厳しいものがある


これは妄想やから本人的にはそやないかもしれへんけどもインディーズ連載はこうなってまう可能性が高い(白目)


ちと長くなってもーたけども回答になっとるかしら、またなんぞあれば質問よろしゅー


ほなまたー