まいどー、今回も与太話で御座いますー
お題目にしました絵が下手な漫画家さんの与太話、これはTwitterとか掲示板とかでも常に議論の的やなー
しかし誰が下手で誰が上手いのかは様々な意見があると思いますー、何でそうなってまうのかの原因はいつも通り定義が無いからで御座います(白目)
どういう意味で上手いのか下手なのかっちゅーお話、そしてそうなってまう原因で多いのは普通の読者さんの判断基準の曖昧さ
何でかっちゅーとほとんどの普通の読者さんは絵を描いた事があれへん、せやから判断基準が技術的な問題とは別になってまう事が多いんやなー
絵を描いた事が無い人の上手い下手の判断基準は基本的に二つとなりますー
第一条件は現実に存在するものを正確に描けているか、そして第二条件は自分の好みの絵かどうか
前者は簡単に言うとデッサン力、ワイの感想文的には画力タイプの漫画家さんになるやろか
ジャンプさんやと小畑センセとか大暮センセとかいわゆるリアル寄りの作風の漫画家さんが分かりやすい
これに関しては基準が現実に存在するものを100点としてそれに近い点数を取れる人とハッキリしとるよってにほとんどの人が上手い下手を判断出来る
せやから絵を描けへん人でも判断が出来るよってに画力タイプのセンセは絵が上手い漫画家さんで名前が上がりやすい
その次の基準が自分の好みの絵かどうか、そしてこれが入ってくる事によって上手い下手の評価が分かれてくる(白目)
これに関しては見た目の好みと同じになりますー、例えば一番イケメンなのは誰ですかっちゅー感じ
世の中には色んなイケメンさんおるんやけども誰が一番なのかは結局本人の好みによってまう
せやから誰かにとってはイケメンでも誰かにとってはフツメンかもしれへんしブサメンかもしれへん(白目)
絵に関しても同じでその人の好みが入ってくるよってに、この時点で純粋な上手い下手の話では無くなってまうんやなー
前者の基準やと誰の顔が黄金律に近いですかになるやろか、これなら基準がハッキリしとるから好みを入れずに判断がしやすいと思う
せやから絵が上手い漫画家さんランキングを決める場合は何をもってして上手いと言うのかっちゅー基準が必要になってくる
ちなみにデッサン的な意味やとイノサンの坂本センセとかバガボンドの井上センセとかべしゃり暮らしの森田センセとかやろか
作風の問題もあるよってにこのお三方はリアル寄りの作風でデッサン力が高いタイプ、小畑センセと大暮センセはこのお三方と比較したらまだ作風が漫画寄り
そしてこの二つの基準に更に混乱をもたらすのがその漫画寄りの作風の要因となる漫画力、それを使た漫画的なデフォルメ絵になりますー
ワイの感想文的には純粋な絵の上手さと漫画での絵の上手さは全く別物となっております、せやから画力タイプと漫画力タイプで分類しとるんやなー
しかしほとんどの人はこの二つのタイプを同じものとして評価してまう、せやから意見が分かれてまうのは余計に当たり前で御座います
漫画的なデフォルメっちゅーのは現実に存在するものを簡略化して描く事になるよってに前述した画力的な上手さの基準である100点から相当離れてまう
せやから絵を描いた事が無い人が上手いと思う第一条件である現実に存在するものを正確に描けているかっちゅー条件から外れてまう事になる
つまり絵を描いた事が無い人が漫画力タイプの漫画家さんの上手い下手を判断するのは第二条件である好みの絵かどうかだけになってまう(白目)
第一条件から外れてまうよってに技術的にどうかっちゅー判断が付けへんようになってまうんやなー
お題目の絵が下手な漫画家さんっちゅー評価をされてまうのはこれが原因となりますー
せやから絵を描いた事が無い人は絵が下手に見えるけど上手い人と上手く見えるけど下手な人の判断が出来へんねんなあ
ちなみにやけども商業誌に読切を定期的に掲載出来たり連載をしとる漫画家さんで下手な人はおりません(白目)
下手と言われる代表格やとカイジの福本センセとかがおるんやけども、福本センセを下手っちゅー評価をする人は絵に対して理解が無いか絵を描いた事がないかのどちらかになるんやなー
とは言え絵を描いた事がある人ですら下手と思う人もおるよってにしゃーない部分ではあるやろか、しかしホンマに下手な人は商業誌で連載出来ません(白目)
ただこれも定義の問題で画力的にみたら下手という評価にはなってまう、デッサンっちゅー意味では現実に存在するものを正確には描いてへんからなー
あとこれの弊害で困るのは下手に見えて上手い人を見てホンマに下手な人が自分でも大丈夫と思てまう事(白目)
ほとんどの連載しとる漫画家さんは画力的に描けないのではなくて描かないだけやからなー、出来へんのと出来るけどやれへんの差で御座いますー
こんなとこやろか、また漫画力タイプの漫画家さんの詳細与太話もやろかしら