まいどー、気が付けばはや今年も終わりやなー


たまには映画感想でもっちゅー事でプチバズりしとる鬼太郎誕生ゲゲゲの謎、いわるゆゲ謎の感想文


いつも通り面白いとか面白くないとかやのーて作品の構造の感想となっておりますー、ネタバレはなるべくせーへんけどあるかもしれへんしないかもしれへん(白目)


まず水木センセが生誕100年っちゅーのも驚きやけどもゲゲゲの鬼太郎自体が60年以上も続く現役のコンテンツっちゅー事に更に驚きで御座いますー



その理由の一つとして水木センセのゲゲゲの鬼太郎に登場する妖怪っちゅー存在は遥か昔から日本人に馴染み深い存在


せやから題材の時点で読者さんの共感がめちゃめちゃあるんやなー、そして舞台は現実世界の日本で且つどんな人でもある程度の予備知識があるよってにチートが強い


そしてアニメ化される度に主人公の鬼太郎さんの性格も世相を反映しながら変わっとるよってにその時代の読者さんウケの要素を含められるんやなー、まさしく妖怪と同じく不死身のコンテンツ



ワイはオッサンやから鬼太郎さんと言えばアニメの三期、女の子に弱い勧善懲悪の正義のヒーローっちゅー当時の少年漫画的な主人公像やったやろか


ちなみにエンディングが怖すぎてトラウマっちゅー人がおるのがこの三期、水木センセの原作の絵が怖すぎるんやなー(白目)



最新の六期は特に人間の味方っちゅー感じでもあれへん性格もクールな現代の妖怪っちゅー感じ、原作に近いと言えば原作に近いかもしれへん


そして特に世相を反映しとるのが猫娘さんのデザイン、初期と六期では全くちゃう種族の妖怪となっております(白目)



とは言えどの作品も基本的には子供向け、しかし今回の映画に関しては非常に女性のファンが多くなっておりますー


とりあえず感想文的なチートで言うと田舎の因習がある村っちゅー舞台はそれ自体がチート、読者さんのほとんどは都会やのーて田舎住みやから共感が高い


そして富豪一族の遺産争いもこれまたチート、ただこの二つはチートではあるんやけども子供向けではあれへんよってに作品の構造がそもそも大人向け



あとは登場人物が悲惨な死を遂げていくよってに死のチートも入っとるやろか、せやから舞台も題材もチートがめちゃ強い


ストーリー構成も二段オチになっとるからインパクトあるし最後は少年漫画的な盛り上がるバトル展開もありと言う事あれへん、ワイ的には爺さんの伏線もう少し欲しかったけど(白目)



原作とは繋がっとるようで繋がってへんから厳密にはパラレルワールドではあるんやけども原作の設定を上手く使いつつ仕上げた感じで御座いますー


女性向けのチートに関しては育児要素、これはほとんど本編では関係あれへんねんけども女性の描く二次創作同人誌ではBL等でも良く扱われるジャンル


水木さんが鬼太郎さんを育てるっちゅーところにイクメン要素があるんやなー、男性の描く同人誌等で育児を扱う作品は基本あれへん(白目)



そして大正ロマンなヒロイン像、少女マンガに出てくるようなお金持ちの薄幸な令嬢っちゅーのは女性の憧れ度や投影度が非常に高いよってに


あとは水木さんが田舎に住む悲劇のヒロインである花嫁を攫いに来た都会のイケメンっちゅーのも女性向けのストーリーではあるやろか


そして最も特筆すべきは声優さん、この令和のご時世に関俊彦さんが主演のアニメ映画が制作されようとは誰が想像出来たやろか(白目)


しかも糸目の石田彰さんまでおるて内容も含めて色々と懐かしすぎるんやなー、せやからゲ謎のファン層は女性の中でも貴婦人の方々が多いんやなかろーか



若かりし頃に関さんとか石田さんが全盛期やった乙女達やなー、しかし何をどう考えてこのキャスティングになったのかは謎(白目)


しかし関俊彦ボイスの愛妻家キャラでは堕ちぬ訳も無し、嫁さんがあんなになってもーても一途に愛するっちゅーのは女性ウケが良すぎるどころっちゅー騒ぎやあれへん


ただ正直作画のクオリティに関しては現代の他のアニメ映画と比較したらテレビアニメクオリティと言わざるおえへんやろか


せやから制作費あんまりあれへんかったやろし制作側もまさかこんな不思議な跳ね方するとは思てなかったやろなー、色々と神の見えざる手が重なった印象で御座います


久しぶりにアニメ映画見たけどもこういう跳ね方もするっちゅーのは非常に興味深かったでー、下手したら続編あるかもしれへんなあ(白目)


こんなとこやろか、たまにはのアニメ映画感想で御座いましたー

ほなまたー