まいどー、しばらく更新してへんかったよってにバシバシやるでー今回ＰＣ
そうえいば地獄楽の賀来センセが体調不良で休載とのこと、休載は残念やけど健康第一やで
面白い漫画描く人は自負がある、自分の漫画は面白いっちゅー自信
正直自分より下手やったり面白くない人が先に連載持ったりしたこともあったと思う
そんな中あれだけ実力ある人やのに下積みが十年単位であって、やっと来た連載のお話やし
プラスでも少年漫画の看板としての責任も相まって気合入りまくってもーたんやろか
若い頃なら大丈夫やったやろけどどんな業界もやっぱり歳には勝たれへんからなー（白目）
けど漫画家志望者さんで焦る人もおるやろけど本物しか残られへんから他人と比べてもしゃーないと思うでー
一年二年では運とかタイミングやからな、本誌ですら一作品だけで消えたセンセもおるよってに
地獄楽の賀来センセ、サマータイムレンダの田中センセどちらもここまで長かったやろからなー
プラスの正統派の面白い漫画やからな、早く良くなって続き読ませて欲しいで
そんな連載陣に追いつけ追い越せのプチ読切連弾
なかなか、前回今回とレベルは高いホンマにプラスもハードル高なってきたなー
タイトル 御伽世界のオースケ
原作 西野リョウ
作画 青木裕
原作作画漫画
作画はわりと今風の絵柄やからウケはええんかな、作画に関しては完成しとるから後は読者さんの好みのお話やなー
ちなみに、ワイの感想文としては原作作画が分かれとる漫画の時に
作画が実力あって完成しとる人の場合はそれを評価から完全に差し引く事にしております
これは描き込みの量が多い漫画も同様、何故かっちゅーと作画は料理の見た目
見た目が美味そうに見え過ぎると原作の実力を判断する際のノイズになってまう
普通の読者さんは表紙買いっちゅー言葉もある様にとにかく見た目で判断する分量がめっちゃ多い
ルーキーとかも同じなんやけど、とにかく絵が上手い人は無条件で高評価される
味がそんな美味くなくても美味く感じさせてまう効果があるんや
それならええやんけとは思うやろけど、いつぞや言うた様に人間っちゅーのは慣れる生き物
始めは見た目美味いから美味く感じとっても食べとる内に見た目に慣れてまう
そうなると気になんのは実際の味になってくる、すると段々味が薄かったり不味かったりに気付く訳や
ホンマに大事なんは見た目やのーて味、それを知るには見た目のアドバンテージを引かなアカン
簡単に言うと目を閉じて料理を食べるっちゅー作業、純粋な味の評価やな
普通の読者さんはそれをよーやらん、見た目の美味さに騙される事が非常に多い
せやから絵が上手い人は評価が高いしデビューも早い、けどほとんどの場合人気が出ーへん
それは読者さんが見た目に慣れてホンマの味だけの評価を始めるからやと思う
前置きが長なったけど原作に関して言えば相当作画に助けられとる
全体的に話がまとまってない、誰の何の話なんかがハッキリしてへんのやな
あれもやりたいこれもやりたいが多過ぎるんやなかろーか、なんかよー分からんけどハッピーエンドの話
それこそ御伽噺ならそれでもええやろけど、漫画でそれやると印象に残れへん可能性が高い
象徴的なキャラクターもシーンもあれへんからなあ
正直序盤の主人公がヒロイン勇気付ける為に病院の廊下をおとぎの世界に変えた
そのエピソードの時点でこの漫画終わってもーとる
後半の展開がオマケになってそれを超えれてない（白目）
連載も視野に入れて少年漫画的な展開を考えての事やろけど
それならもっと弱めのエピソード前に持ってきた方がええんやなかろーか
ただ原作作画やとこれも感想の仕方が難しい、
原作作画あるあるなんやけど、この原作を文章で読むとおそらくもっと面白いと思う
そうなってくると漫画にした時の過程の問題も出てくる
つまり、シナリオから作画したのか？ネームから作画したのか？っちゅー点
原作作画に慣れてない作画担当の人はとにかく原作の文章量が誌面に反映される
簡単に言うと文字数がめっちゃ多なってもーて、イラスト付き小説っちゅー感じになる
その文字の部分をいかに漫画として表現するかっちゅーのが作画の力やからな
ただ初の作画担当やからその辺は考慮もせーへんとなかなか感想は難しいんやー
全体的に話がまとまってない印象を与えるのは何故か？
シナリオからの作画なら作画の責任が大きいし、原作の描いたネームからの作画なら原作の責任が大きい
この辺は次回作とか他の作品読んでみな分からんからなんとも言われへんなあ
ワイ的にはもっとキャラクター同士の関係性を詰めた方がええとは思うけど
しかしレベルは相当高い、ワイの感想文はいちゃもんつけてなんぼやからこんななるけど
前回の読切同様に普通に読む分には問題ないと思うでー
さてさて、読者さんの評価はおそらくめっちゃ高いとは思うけど連載あるんやろか
次回作楽しみにしとりまっせー
ほなまたー
