私は年末年始が好き。
人と会う約束もなく、何かの締め切りもなく、自分のためにだけ時間を使えるこの感じ。
息子が2人いますが、それぞれ事情がありうちに来るのは1月2日になってから。
大晦日から元旦、2日にかけて80代の両親と3人で静かに過ごすこの時間も好き。
「あんたに任せるから」と料理の全てを放棄しようとした母。
「なますと黒豆はお願いね。あと、2日は茶碗蒸しね。買い物はしておくから。」と母に頼む。
大晦日は何を食べ、正月3日間は何を食べるか。予定みたいなものを考え、紙に書いて母に提示。
「朝ごはんは8時にしよう。昼はなくてもいいんじゃない?夕飯は5時。朝はお母さんお餅だけ焼いて。あと私が準備するから。」
言われた通り、お餅だけ焼いてくれた母。
重箱に詰めたり、重箱以外の食事の準備は私がする。
台所を1人で仕切る。
楽しい。
この食材をどう使うか。
どう盛り付けるか。
ちょっとアレンジするにはどうしたらいいか。
残り物を美しく盛り付け直すにはどうしたらいいか。残り物のリメイク、うまくいくとテンション上がる!
考えながら食材を食卓に出していくのが実に楽しい!
重箱は素晴らしい。
きれいに詰めて庭の南天やシダの葉を使うだけで正月っぽい。
保存、片付けも美しい。
一の重、二の重、三の重…
えーと、その辺のお決まりは無視させていただきました、悪しからず。
母の黒豆、なます。
私が作ったのは栗きんとんと蓮根のきんぴらくらい。
かまぼこ、田作り、昆布巻き、エビなどは買っておく。
以前、我が家は大晦日に重箱を出していた。そういう風習、ありますか?
「重箱は元旦に出そうよ。大晦日は刺身と寿司で。そして年越しそば。」
そう提案し、大晦日はそのように。30日に仙台朝市に行き、その活気を楽しみながら刺身の買い物。
マグロはバカ高く、鯛が安い。ホタテも美味しそう。ななこ、600円!買う!
生きたなまこを捌くのは初めてのことだったが、YouTubeが教えてくれる。こんなグロテスクなもの、最初に食べた人えらいゎ!ホヤもウニもそうだけど…あ、私の好きなものばっかり…。
赤大根の酢漬けを使った手毬寿司がきれいにできた!めでたい感じ!華やか!
元旦、2日、3日とお重を前に朝ごはん。あんこ餅とお雑煮。お屠蘇も。いや〜いいねぇ、お正月。
そうそう、母はもう一つ、あずきも煮てくれました。
その母、1月2日が誕生日。栗きんとんで使ったさつまいもで簡単ケーキを作り、ちょっとお祝い。
そしてその2日、夕飯から合流したのが次男。
20代男子の腹を満たせるかどうか、ここは母の腕の見せ所?!
やはり息子が久しぶりに来ると思うと気合が入る!
鮭のあら汁、自然薯と蕎麦、そして重箱、自家製漬け物アラカルト!
ジジババとの夕飯は6時に終わり、それから母と次男の二次会。
母さん相手に晩酌してくれる優しい次男よありがとう。
長男家族ともLINEでやりとりしながらの二次会。
スマホ、LINE。ありがたい文明の力。
3日の午後、長男も来る。嫁ちゃんとベイビーはそちらの実家でしばし冬休み。長男だけが帰ってきた。
ボケてきたじいちゃん、誰が誰の子かわけわからん。そんなじいちゃんを囲んで笑って過ごして、息子2人、さようなら、またね。今夜は兄弟2人で飲むそう。土産に牛すじ煮込みを持たせる。
次男の滞在時間24時間。
長男の滞在時間2時間。
訳あり弟は大晦日の夕飯時2時間だけ滞在。
あとは両親の3人で過ごした三ヶ日。
ボケていく父。
動けなくなっていく母。
将来の年老いた自分は?
朧げにそんなことを考えていると、開いたNHKoneからはドラマ「ひとりでしにたい」。全5話一気見してしまった。おかげでやりたかった刺繍が終わった。何か見聞きしながら刺繍や編み物、折り紙、などなど手仕事!最高に好きな時間。
独身女性の孤独死。
熟年離婚。
終活。
このドラマ、コミカルな脚本だが、テーマは重かった。
離婚して独身とはいえ、私には息子が2人いるから、完全に1人ではないと思うけど、息子たちに何かを期待してはいけないと思う。
とはいえ、面倒かけることにはなるのは間違いない。死んだ後、自分の遺体は自分でどうこうできませんからね。
さぁて。死に様は生き様。
死ぬ時はどっちみち1人。
明日からまた、その日その日、その時その時、「今」を楽しみきって生きていくのみ!
2026年の始まりにあたり、ブログを書きたくなりましたとさ。
おしまい。







