○ 特攻精神
「祖国の弥栄を祈る」と打電して
全滅した 戦車連隊があった
特攻隊員と その遺族に詫びて
腹を切った提督がいた
部下の戦犯裁判を見届けて
慫慂として自死した軍司令官がいた
孤島の守備隊は 黙って玉砕した
特攻隊は「後を頼む」と言い残して
突っ込んだ
みな 自分を捨てて 公に生きた
みな 自分を省みず 黙って命を捨てた
そんなサムライたちのお陰で
今 日本はある
だから
特攻精神があれば
怖いものなど 何一つない
今できることを
坦々とこなすだけだ
何も恐れるものはない