所謂、思いっきり
”ネオクラシカル系ド真ん中”
のバンドですが
めちゃくちゃ曲が良い
「At Vance(アットヴァンス)」
ドイツ出身の天才ギタリスト
「オーラフ・レンク」
が率いるバンドなのですが
本当に巧いんですよ。
まずこちらの曲をどうぞ。
めちゃくちゃ良いですよねー。
本当に良い。
リフから
「これだよこれ!」
感がありがたいです。
(メタラーなら分かってくれるはずw)
これが1stという恐ろしい完成度。
このアルバムだけではないんですけど
At Vanceの良さって
ほどよくプログレっぽくて
ほどよくHRっぽいんですよね。
「ネオクラシカルだけではない」
というか。
バランス感覚が良いんでしょうねー。
もちろん2ndアルバムも傑作です。
特にギタリストには
2曲目を聞いていただきたいです。
2曲目やばいですよねw
ショパンのこれをそのまま弾ききるって…
天才すぎる。
3rdアルバムは特に手加減無しの(?)
ネオクラシカルを聞かせてくれます。
この辺りからですかねー。
個人的に今までも別次元の方だったのに
曲もさらにクオリティが上がり
名曲をガンガン作っていきます。
オーラフ・レンクが
完全に覚醒してるな…と
この3rd、そして4th、5thは思います。
ギターはもうおかしな次元へ。
でも曲は曲として素晴らしい。
音質も良い。
ちなみに。
次の4thアルバムは
「ネオクラシカル系アルバムの最高峰」
だと個人的に思っています。
もちろん私が
At Vanceで1番好きなアルバムです。
単純にまず、曲と歌が良い。
そしてギターの音色も良い。
本当にある1つの理想だと思います。
聞き入ってしまう…。
素晴らしすぎますね。
良質なメタルアルバムを聞きたい人にも
本当におすすめです。
ネオクラシカル系と毛嫌いせず
ぜひ聞いていただきたいアルバムです。
そして5thアルバムも良いんですが
ボーカルさんが変わっちゃって
個人的に少しパワーダウンした感じがしました。
もちろん後任のボーカルさんも
素晴らしいんですけどねぇ…。
(元イングヴェイのマッツ・レヴィンですから
全然悪くはないんですよ)
まぁ、声はね。
本当に好みですから。
曲はめっちゃくちゃ素晴らしいです。
でも次の6thアルバムはなぁ…
悪くはないんですが
少しシンプル、というか単調…
悪くいえばつまらなくなったかな?
と思いました。
あえてこうしたのか…
個人的にはちょっと物足りない
アルバムになってしまいました。
全然悪くないんですよ!
ってかAt Vanceじゃなければ
ここまで辛口にならないでしょうw
今までのアルバムが良すぎたので
このアルバムは
個人的に1番聴かないアルバムに
なってしまいました…という感じですw
でもやはり…
売上とかにも響いたのか
(真相は分かりませんが)
ボーカルさんがまた変わります。
というより
次の7thアルバムは
新ボーカルさんとオーラフ・レンクの
2人体制になってしまいますw
「マジか!?」
と思いましたが
曲のクオリティ自体は高いです。
ある意味
”オーラフ・レンクの意地”
を感じた素晴らしいアルバムです。
新ボーカルさんも違和感ないです。
素晴らしい。
そうそう。
オーラフ・レンクの素晴らしい(怖い)のは
このアルバムのドラムとかキーボード…
いや、基本的に
ボーカル以外の全ての楽器を
本人がプレイしているそうです。
て、天才すぎるだろ…いくらなんでもw
次の8thアルバムは
なんだろう…
古臭くなった?というか
落ち着いてしまった感じがしました。
これまたね…
全然悪くないんですけどねw
やっぱりあれだよなぁ!
1stから5thまでのクオリティが
おかしかったんだよなぁw
異常だったもの。
一応次の9thアルバムが
彼らの最新アルバムになるのかな?
先に言ってしまうと、個人的に
6thアルバムと同じぐらいイマイチかな…
というアルバムです。
何度も言いますが
別に悪い作品ではなくてですね
彼らの作品ではあれだという話で…
(以下略)
でもさすがになんでしょうね。
新しい”何か”が必要な気もしますね。
「偉大なるマンネリ」
かもしれませんが…