熊本で美術館行ってた話、その②的なやつ。

そのくせ、こないだの記事と全然つながりないタイトル(笑)


県立美術館のほうが閉まるのが早かったので、営業時間の長い現代美術館のほうを後にしましたん。
えーと。

こんなこと言うと、ファンにコロされそうなんだけど…。

その昔の学生時代、短大の友人や妹とかに「ダイちゃん、ミュシャ好きそう」ってよく言われてたのね。

ただ、その当時は私、ミュシャよく知らなくて。

で、なんのきっかけで絵を見たのか忘れたんだけど、初めてミュシャの絵見たときに、じつはそんなに感銘受けなかったというか。

それで、なんでミュシャ好きそうって言われるのかなー?と思ってたんだけど、どうやら、部分的に絵の系統が似てるっぽいと思われてるんだよね!(笑)

ミュシャに謝れ(笑)


そこから十年くらいしてから、ふと私、思ったのよ。

画家!だと思うとそこまで興味惹かれないんだけど、デザイナーとかイラストレーター、と思ったら、結構好きかなって。

今回のこの展示見てても、なんか、表現の仕方というか、媒体?いや、むしろ支持体(←ま、簡単に言うと何の上に絵が描かれてるかって話)がと言うべきかな?ミュシャって紙が多いのよね。

別に、キャンバスに描かれていないものは絵画じゃないぜ!とか思ってるわけじゃないんだけど、どうも、ほとんどの作品が、芸術品!絵画!っていうジャンルとはちょっと違うかなーと思ってて。

なんていうの?良い意味で、芸術と表現するのがしっくりくるほどは我が強くないと思うのよね。

折紙さんが、詳しく知らないんだけどすごい優しい、柔らかい雰囲気ある絵だから、最初、女性が描いてんのかと思ったわ〜って言っててね?

(我々はちゃんと見てないんだけど笑)会場で、ミュシャの生涯についてみたいな内容の映像とか流れてたんだけど、それに対して、へー、男性が描いてんだねーって。

まぁ、年代的に考えて、女性のアーティストが有名になるのは難しい時代だから、私の中では女性かもって選択肢がそもそも考えになかったので、そこは逆に新鮮だったのだが(笑)

私が、あんまり女子女子した絵柄でもないので、中性的、という意味で近いものがあるのかとか思ったり思わなかったり?(笑)


で、何が言いたいんだか?って話なのだけど、媒体が何かにもよるけど、ミュシャの作品って、どういうジャンルとして見たらいいのか微妙なのよね、っていう感じ?

絵画を見に行きましょう!って言われてミュシャだと、私の中では「なんかちゃう〜」なんだけど、ものとしては好きなほうに分類されるんだけどな〜っていう。


それと、絵に限らずなのだけど、誰かと何かを鑑賞したり、論じたりするにあたり、知識もまぁあればもちろん良いけど、感性が大事よなーって思いました。

数年前、前職の頃に見たテレビの番組で、芸能人が美術館とか博物館に行ったりする感じのやつを見てたんだけど。

芸術作品、工芸品とかを、普段鑑賞しないであろう人の感想って、やっぱズレてるな〜と思うし、普段からそういうものに親しんでるというか、見る目あるというか?な人は、見るべき部分を的確に見てるなって。

アー、目利きって、良い物だけを子供の頃からずっと見せて育てるらしいんだけど、見慣れてくると、何も言わずに粗悪品混ぜたら、すぐ気付く人になるらしいよ?(笑)

生まれ持った才能云々の影響も多少あれど、感性ってのは育てないと育たない(笑)んだよなーって、美術館とか行くと思う私なのであった。

私はまだ、多少なり絵が好き派なので、全く興味ない人よりは見れるほうだと思うけど、専門的に何かを学んだわけでもなければ、特に詳しいというわけではないので…。


ま、なにはともあれ、久々の美術館、美術品鑑賞、とてもとても刺激になりました。

おかげさまで?帰ってから、疲れてたから普段より早めに寝たはずなのに、翌日、仕事行くのに準備が若干危うくなりそうな時間まで寝倒してしまい、しかもその間、変な夢に魘され(笑)

最近、あんま休みの日に脳味噌使ってなかったんやなー私!っていうのがわかった(笑)

折紙さんも脳味噌疲れたって言ってた(笑)


(脳のエネルギーは糖なので、頭使うと炭水化物食べな!と思う笑)





私は、物作るのを一切やめてしまうと、たぶん生きていけないタイプの人間なのだけど、ただ、それにしても、インプット期、アウトプット期的なものがなんとなくあり、それぞれの期間、ある程度の容量やりきると、違う期に交互に移行する、みたいな感じの気がしてる。

人生経験を積んだゆえ、っていう部分もあるとは思うけど、大人になってから、そこまで大きな新しい情報!発見!みたいなものを取り入れることってなかなかないので、学生時代とかみたいに短期間で怒涛のインプットからの爆発的アウトプット!的なのはもう、出来ないと思うけども。

大人なりに、洗練されたものを見て、成熟した物がつくれたら、それはそれでいいなぁと思う。


あと、芸術関係、あー、コンテンポラリーは除くほうがいいと思うけど、絵画とかって、超絶技巧派か、センスの塊派、にわかれると思ってるんだけど(もちろんみんなどちらの要素もあると思うけど、どちらがメインか的な)私は圧倒的に超絶技巧派、が好き(コンテンポラリーなら違和感や不快感を内包してこそアート!みたいなジャンルもあるかなー)

超絶技巧派って、現物の作品見ても、真似できるもんなら真似してみろや!って言えるし(笑)

あとは、経験と技術と、時間、を積み上げなければ出来上がらないもの、が好きなんだよなぁ。


しかし、いろいろ考えるけど、この思考や感性も、結局、生まれてから今日に至るまでに見て聞いて触れて経験してきたものによって成り立っているわけだが。

それらが絶妙なバランスを生んで、私という人間を作っているのかー。




アー、話がガチャガチャになっちゃってるんだけど、ミュシャ展の最後のほうに、ミュシャ以外の作品がちょこっとありまして。

その中に天野喜孝さんの絵もあったんですよー。

んで、県立美術館の版画見てたときに偶然、天野喜孝さんの話をしていたので、それ見た折紙さんが「喜孝やん!」って(笑)

いや、喜孝って、知り合いか!と思わずツッコミ(笑)

そんなに年齢違わない男性陣なら、FFの話をすればだいたい天野喜孝さんの絵はわかる人が多くて伝わりやすいよ(笑)


それと、ミュシャ展限定のグッズとかありまして。

私は何も買わなかったんだけど、県立美術館に続き、こちらでも折紙さんが買い物してました(笑)

うーんと、ミュシャの絵って人気だから、展覧会じゃなくても、あの絵柄のグッズ売ってたりするし、ジャンル上?いい感じのグッズになりやすいよねと思ってて。

展覧会限定のグッズ、っていうのもあったんだけど、あえてここで買わなくては!という感じでもなく、何も買いませんでした。

本当、本に対する以外の物欲なさすぎて、死ぬんじゃないかと思う(笑)

いや、本も買わなくなったら本当、人気のない山とかにこもったりしだしそうやん私?(笑)




ところで、放置しすぎなタイトルの話。
いつぞや折紙さんと出かけたときもそうなのだけど、このメンバー構成、どうもごはん食べるのを後回しにしがちで。

なので、移動中にお腹すいたらお菓子食べようと思って、こないだ小野先輩にもらったやつをバッグに入れておいたのね。

で、2つバッグに入れてたから、折紙さんと私でひとつずつ食べたんだけど。

折紙さんも「小野くんの選んでくるお菓子、めちゃ美味しいよなー!」って言ってて。

で「食べ物選ぶセンスいいし、性格良いし、見た目悪くないし、これでもうちょいガツガツというかオラオラ感出したら、小野くんめっちゃモテそうよなー!」という話をしてたんだけど(笑)

ふ、小野先輩がモテたいのは、可愛い猫にだけなのだよ(笑)

あと、スイーツに詳しいのは、ご家族の影響によると思う(笑)

需要と供給は一致しないものなのである。

(猫好きあるあるで、猫好き過ぎて、猫に逃げられるタイプ)

あ、最近あたたかくなってきたからか、通勤路でよく猫に遭遇するんだが、ダイは対猫用ステルス機能搭載タイプのヒューマノイドなので、わりと近くにいても気付かれなかったり、警戒されなかったりなのだが。

小野先輩に「いいなー、僕、猫に近付こうとしたら、すごい勢いで逃げられるのに…」って言ってたから、「でも、この機能搭載すると自動ドア開かんくなるよ?」って言っといた(笑)

でも、自動ドア開けなくても猫に好かれたいらしい(笑)

うちの近所に出る猫、人慣れしてるぽいから、いけるような気がするけど(笑)


とりあえず、でも小野先輩は、別にモテとかどうでも良さそうだよなー(笑)