京都のクラシック喫茶② 〜四条木屋町〜 | クーニーのブログ

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大好きなフィギュアスケートや絵本のこと、カフェや京都のこと、持病の膠原病のことなど気ままに綴ります

クラシック喫茶第2弾はこちら、
2階に通された。

青い灯りで有名。
なんでも、女性が綺麗にみえる色だそうでびっくり

昭和23年開店のお店。
それが私、訪れたのは今回が初めて照れ
なんでか機会がなかった。
まぁ地元民は、そんなもん。
美味しいお店とか、新しいお店とか、京都以外の人のほうが絶対くわしいし。
清水寺に行ったことないという京都人、結構知ってます爆笑

このお店、青い灯りと、東郷青児と、葡萄の木彫刻と、そしてなんといってもゼリーで有名。
ゼリーは開店当時からのメニューではなく、昭和53年からとのことやけどね。
インスタ映えで、よく行列が出来ている。

それでそれを頼んだのかというと…頼んでない…ゼリーとか寒天、好んで食べるほどには好きやないねん。
あっ、それで今まで訪れたことなかったんやわ爆笑

で、頼んだものはこちら、
アイスクリームのすぐ下に、何かが何層にも重なっているの、わかるかな?

キウイフロート。
びっくりするくらい大きな輪切りのキウイが5枚、クリームソーダの中に浮かんで(沈んで?)いた。

頼んだのが、ゼリーやなくてすいません!
仕方がないので、お店のホームページの写真をお借りする。
ゼリーポンチ

ゼリーフロート
綺麗やね。
他にもゼリーメニューはいっぱい。
修学旅行生も訪れていて、写真をパチパチ撮っていた。
音楽は流れていない。

1階に置いてあったショップカードを、珍しくもらってきた。
右が東郷青児で、左が二科会会員の佐々木良三というかたの絵。
左のは紫陽花やね、「六月」と書かれているから、季節によってカードは変わるみたい。
東郷青児の絵がイメージに合うと飾っていたら、本人がそれを聞いて佐々木良三に連れられて訪れ、その後、お店のために何枚も美人画を描いてくれたそう。
飾られている絵画は東郷青児以外は、二科会会員の絵画が多いとのこと。


お店の入口に、直筆の吉井勇の句が。
「珈琲の 香にむせびたる ゆうべより
   夢みるひとと なりにけらしな」

吉井勇といえば、11月の京都で必ずニュースに流れる、祇園での「かにかくに祭」で有名。
舞妓さん芸妓さんが、祇園を愛した吉井勇を偲ぶ行事。
祇園白川沿いの吉井勇の歌碑、
「かにかくに 祇園はこひし 寝(ぬ)るときも
枕のしたを 水のながるる」

でも私にとって吉井勇は、母校の校歌の作詞家としての認識が先やった。
小学校も中学校も、なぜだか吉井勇。
(ちなみに作曲は古関裕而。来年の朝ドラ主役のモデルです。)
市内の公立校の作詞を、たくさんされているみたい。
そんな有名な人の詞とは思わず、歌ってたけどね。


喫茶 ソワレ
  西木屋町通り四条上がる


(ちなみに、お店の前の高瀬川沿いには、屋根付き喫煙所があって、そちらもいつもたくさんの人です。)