老いの映画 | クーニーのブログ

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大好きなフィギュアスケートや絵本のこと、カフェや京都のこと、持病の膠原病のことなど気ままに綴ります

片方の仕事が春休みに入り、京都シネマで映画を観た。

1日目。朝から気合いを入れて出かけて、10時過ぎからの「グランド・プダペスト・ホテル」を観るつもりだった。そしたらまさかのSold out 満員御礼。
立ち見はギリギリいけそうだったんだけど、朝から立ち見はきついなーと、予定変更、「愛して飲んで歌って」を観た。
フランスの映画。
アラン・レネ監督…それ知ってたら多分観なかったわ 
舞台をみてるような映画。
背景も書割りだったり、そのあたりは面白かった。

2日目の1本目。
「陽だまりハウスでマラソンを」。
ドイツの映画。
元オリンピック選手で伝説のランナーが、老いて夫婦で老人ホームに入居する。
そこでのレクレーションの工作などに耐えられず、うん十年ぶり70歳を超えてベルリンマラソンに挑戦することに…。
英語の題名は「Back on Track」なんだけど、なんであんな「陽だまりハウス…」なんて名前にするかなぁ。
題名で観たくなくなる…そう言いながら観にいってるんだけどね。

観終わって出てきたら、その時間からちょうど始まる観たかった映画があり、そのまま急いでチケット購入して、2本目に突入。
「毎日がアルツハイマー」
2012年の日本の映画。
28日から「毎日がアルツハイマー2」が始まるので、その前にパート1を上映してくれている。

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2本とも老いを考えさせられる映画。

うちの父親もデイサービスで、まさかの節分の鬼の切り紙作ってた。
何年か前は、娘が幼稚園で作ってたなと思うとちょっと複雑で、ちょっと可笑しかった。

デイサービスに通うにあたっては、私だけで何件も見学した。
母親が断固拒否だったので。
…そんな幼稚園みたいなことをしないといけないところ(母親のデイへのイメージ)は、行きたくないと。

何件も見てわかったのは、施設によって全然違うということ。
両親が通っているところは、普通の民家を改装された施設。
少人数で自由度の高い、今のところでなければ、母親は無理だったかも。
とっても心配したけれど通い出すと二人とも、それなりに楽しく通ってます。

「陽だまりハウスでマラソンを」の奥さんが、とってもチャーミングだった。
あんなふうな柔らかな表情の年寄りになりたい。


…満員御礼で見れなかった「グランド・プダペスト・ホテル」は、5月に再上映決定とのこと