3月26日
時間にして半日程度でしたが、名取市~多賀城市辺りを中心に車で現地を見に行きました。

なぜ行ったのかといいますと。
今回の地震の発生から、自身が経験した阪神大震災での他の地域からの物資支援やボランティアの助力のおかげであれだけの被害を受けながらも見違えるほどの復興を遂げた神戸周辺。

僕自身も、震度7の揺れを西宮で経験しました。
5歳ながら、記憶は比較的鮮明に覚えている方だと思います。
色々な人に助けられて、今の僕があると言っても過言ではないと思います。

そこで、今回の地震が起こって、「各人が出来る支援を最大限していく」ということを頭に置き、

"僕は何が出来るのだろう。出来ることで最大限の効果を上げるにはどういう手段があるのだろう"

と考えた結果、僕は社団法人の学生理事をさせていただいていたり、様々な方にお世話になっています。

それは、他の学生にはないプラスです。
そのプラスを活かさないのはもったいなさすぎる。
むしろ、その環境にあるのに活かさないのは、その環境に身を置いている意味がない。

なら、その環境を活かした支援が出来るのなら、どのような支援を出来るか。
それを見極めるには、各メディアが報じる"点"と"点"でしかない情報だけでは、リアルな支援は出来ないと感じ、自分の身で体感した上で支援の内容を形にしたいという想いから、現地への視察を行いました。


そして、現地を見て体感した感想としては


正直言って、現地で体感して
「言葉を失った」「今まで頭の中で考えていた案が全て吹き飛んだ」
「何も考えられない」「胸が苦しくなる」
「同じ日本とは思えない」


様々な思いが頭の中を駆け巡ると共に、その思いを言葉にすることが出来なくなるくらいの光景が目の前に広がっていました。

そして、本当なら行動しながら支援の内容を組み立てたかったのですが、あまりにも大きい被害にどこから手を付けたらいい状態なのかも、わからなくなるほど...。

やっと、頭の中の整理が出来たのは翌日のことです。
心の整理は1週間近くが経つ今でも出来ていません。

しかし、被災地の方々は様々な"整理"が出来ていなくても、次へ向かって歩きださなくてはいけない。
実際、団結して連携して日々頑張っておられます。

なら、僕たちが出来ることを最大限にするために、立ち止まってはいられない。

4月中旬辺りから、計画実施に向けて走っていきます。
そして、短期間の支援ではなく、中長期的な支援をしていきたいと考えています。

今回の地震の被害は相当なものです。
阪神大震災と比較出来るものではありませんが、復興に相当な時間がかかります。

しかし、出来るだけその復興に寄り添うように...伴走して支援をしていきたいと思います。
それも、自分に無理がない程度に。
無理をした支援は、逆に支援ではなく迷惑を掛けてしまうことになるからです。

その支援を、現地で直接的な支援もありますが、関西という地から支援の輪を広げることも一つの支援につながると思っています。
この想いの連鎖を繋げていき、少しでも早く復興出来るように少なからず助力したいと思います!