誰でも、今までに必ず仮説思考なるものを使ったことがあると思います。
でも、それはごくごく簡単なもので日常生活で用いられているものです。

例えば、
「明日はくもりだから、海水浴場の人出はそんなにないだろう」
「週末は給料日の次の日だから、飲食店多いだろうな」
といった感じです。

こういう仮説は容易に立てれるのです。
それは、原因と予想される結果がだいたい1つずつだからです。
要するに、単純なケースが多いということです。

でも、この仮説思考を上手く使いこなせているビジネスパーソンの方々は重大な失敗をせずに結果を残していることでしょう。
それは、「仮説」を立てることで予想される失敗をも避けて通れるからです。

もし、その仮説が間違えていたとしても、あくまでその仮説は仮説であって絶対ではありません。
だから、間違えていたと気づいた時点から新たな仮説を立てればいいわけです。

でも、その作業もなかなか難しいと思います。
ビジネスの世界では、新しく仮説を立てるにも様々な可能性、利害関係が生じているなかで判断をしなくてはいけないからです。
そういう僕も、仮説を立てたり様々な可能性を考えたりする努力を日々していますが、なかなかスムーズに思い浮かばなかったり、仮説通りにいかなかったりします。
先ほども、仮説は仮設であって絶対ではないのだから、間違うこともあると言いましたが、すぐれたビジネスパーソンはその仮説は7割~8割当たるといいます。

仮説は、いわゆる経験からくる勘と言っても過言ではないかも知れません。
ただ、勘よりも裏付けがなされていて説得力のあるものが仮説だと思います。

この仮説を立てるための思考力を養うためには、日々様々な場面において生じてくるであろう仮説を立てる場面を意識して仮説を立てていくことが日々の自身の成長へとつながってくるのではないでしょうか。

まだまだ、僕の知識・経験では達することは出来ないかも知れませんが、毎日の積み重ねを怠らずに頑張っていきたいと思います。

みなさんは、日々の「仮説を立てる」という思考はどういう場面で出てきていると思いますか?
一度、日々の生活を思い起こしてみてください^^