一流の男、二流の男―どこが、どう違うのか
川北 義則
PHP研究所
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おすすめ度の平均: 3.5
5 一流などは気にせずに・・・
4 作者が73歳かと思うと・・・
4 一流かというより男として必須
1 作者は3流…


さぁ、第3回がやってまいりました!
「一流の男、二流の男 ─どこが、どう違うのか」著:川北 義則

この本は、第1回・2回で挙げたようなビジネスマンに必要な”手法”とかいうものではなく、精神論といいますか、個々人の考え方などに大きく影響を与えていく本だと思います。
この本を読んだ後に、様々な人の言動を見ると
「この人のこの言動は、俗にいう一流にはなれないな」
「この人のこの言動...、簡単にはまねできないけど、それが出来るからこそ一流の男なんだな」
というような思考プロセスが出来るようになります。

また、他人のことが目につきやすいのは人間の特性上仕方のないことだと思いますが、当事者意識を持ってこの本を読むことで、今までの自分の言動は”一流”に値するものか、”二流”以下にとどまるようなものかというのを自己分析することができます。

そうすることで自分を見つめ直し、今出来ていない考え方を発見することができます。
僕自身も、この本を読んでモチベーションがすごく上がりましたし、一般的な男(ビジネスマン)にはなりたくないので、全てを見習うというわけではありませんが、この本の内容で言わんとしていることを自分なりにくみ取って、日々の生活で生かしていけるように努力しているところです。

しかし、長年の自分の習慣や考え方というものはそんなにすぐ変えられるものではありません。
だからこそ、その”二流の男”に収まってしまう前に、どれだけ早く気付くかがこれから急成長し、公私ともに充実した日々を送れるか...が決まってくるのではないかと思います。

この本は、
「今ちょっとモチベーション下がってる...」
「今の自分じゃダメなのはわかってるけど、具体的に何がダメなんだろう...」
「将来、自分は絶対もっともっと高みにいくんだ!」というような、ビジネスマンや学生にはピッタリの本だと思います。

ビジネスマンでも、新入社員さんから中堅のマネジャークラスの方も読まれると考え方の保養になるのではないでしょうか?
是非ともこれは読んでいただきたい一冊です^^

一流の男、二流の男―どこが、どう違うのか