おじやと雑炊 | Under the Same Sky

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みんな同じ空の下で生きている。

自炊や外食のB級グルメを中心に、自由で孤独なシングル親父「★≡Dai≡★」が仕事や音楽のことなどと共に日々の雑感を書いております。

鍋の残り汁などに、ご飯を入れて炊く料理。
そう、雑炊である。

 

でもこの「雑炊」という言葉は、オレにとってあまり馴染みのないものだった。

子供の頃はいつも母親から「おじや作ったろかぁ?」と言われ、オレはこの「おじや」が大好きだった。

 

何を隠そう…
オレの50年間続いている“大食い”のベースを作ったのは、他でもないこの「おじや」なのである。


当然オレ自身は全く覚えていないのだが、母親がよくオレに話してくれた (^^)

 

『あんたが離乳食を始めた頃におじやを作ると、片手鍋(ミルクパン?)に満タンあるのにそれを全部いっぺんに食べてしもた』

 

ミルクパンと言えども、大人のお茶碗に3杯ぐらいはあるだろう。
1歳前後のオレは、それを一気に食ったらしい (◎-◎)

 

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では「おじや」と「雑炊」って、どう違うものなのか…
ちょっと調べてみた。

 

【おじや】
ご飯は、そのまま出汁へ入れる。
米粒の形が無くなってしまうほど煮込む。
出汁と米粒は一体化し、ドロドロの糊のような仕上がり。

 

【雑炊】
出汁へ入れる前に、一旦ご飯を水で洗いヌメリを取る。
米粒の形はそのまま残す程度に煮込む。
仕上がりは出汁と米粒が分離した状態で、わりとサラサラ。

 

オレが思っていた通りやわぁ。(^^)v
やっぱり「おじや」の方が好きやなぁ~♪

 

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今日は朝から、なぜか腹がピッピ~♪
昼はお客さんからいただいたモスバーガーとポテトで済ませ、夜までも他は何も食わなかった (-_-;)

 

で、帰ってきて「おじや」を作った。

出汁に細かく刻んだ豚バラと冷やご飯(1膳分)を入れ、弱火でグツグツ炊いた。
ご飯が3倍ぐらいの質量になってから、刻みネギを入れて完成♪

 

やっぱり「おじや」はウマいわぁ~\(^_^)/

 

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余談だが…
雑炊に煮た料理で味の付けない「おかゆ」のことを、オレらは「おかいさん」と呼んだ。

 

「飴ちゃん」「お芋さん」「お揚げさん」などと、食べ物に敬称を付けるのが好きな関西人独特の呼び方なんやろなぁ。(*^_^*)