アラフィフヨーガ講師ダイスケ。
おじさんたちは、「リトリート」という
言葉をご存知だろうか。
リトリートとは、
「日常から離れた環境に身を置き、
いつもと違った体験を楽しむこと」
僕は、夏から10月くらいまでの間に、
リトリートを開催している。
ゆがわらヨーガ滝行リトリート。
巨大観光地の熱海の隣の、
神奈川県の西の果てにひっそりと佇む、
湯河原町という小さな街。
だが駅から車を10分ほど走らせると、
緑豊かで、きれいな川が流れる森林公園がある。
そんな大自然の中で瞑想的なヨーガをやり、
滝に打たれる。
そのあと温泉入浴、カフェでランチをするという、
非日常体験をたっぷりと1日楽しんでいただく
イベントだ。
それらの行為自体も、非日常なのだが、
ヨーガや滝行をおこなう際の在り方も、
日常から離れたものとなる。
日常では、ほとんどの人は仕事や家庭など、
何か外側の出来事に対して、考えたり悩んだりしている。
あんなこと言わなければよかったとか、
あいつ、あんなことしやがってとか、
終わった過去のことを思い出し、
後悔や怒りが起こったり、
こうなったらどうしよう、
どうしたらいいんだろうと
起こってもいない未来について、
不安や迷いを抱えていたりするひとが、
多いのではないか。
外側の出来事、過去や未来に対しての
妄想に囚われていると、
それがストレスの原因になり、
身体は慢性的に緊張し、
ネガティブ思考のループにハマる。
そのまま放置していれば、
紛らわすためにジャンクなものを食べたり、
酒やタバコ、性風俗や不倫などの刺激や
快楽に依存したりして、
生活習慣病、うつなど、
心身に不調をきたすことになる。
現代病といってもいいだろう。
滝行ヨーガリトリートでは、
その全てをひっくり返す。
背負っていた心の荷物を下ろして、
会社や家庭ではなく、
自分自身のためだけの時間を過ごす。
外側ではなく、自分自身を見つめ、
終わった過去や起きていない未来を妄想し、
思考のループにハマるのではなく、
大自然、身体、呼吸といった
今この瞬間のリアルを感じる。
・ヨーガ
ガチガチに硬くなっていた
身体を緩め、呼吸を深め、
心を静める。
初心者でも気持ちよくおこなえるよう、
誘導します。
・滝行（水浴び）
手放したいこと、
許されたいこと、
許したいこと、
忘れたいことなどを水に流す。
修験道のように、
ストイックな修行のようなものではなく、
気持ちよく、心ゆくまで打たれていただければ
オッケー。
・温泉入浴タイム
川の水で冷えた身体を温泉で温め直し、
芯から緩めていく。
ちょうど、そのあたりで、
心地よくお腹が空いてくるはずだ。
・カフェランチタイム
普段、コンビニやファストフードなどの、
添加物まみれの工業製品を食べていた
かもしれないが、
街で個人経営している食材にこだわった
ヘルシーで驚くほど美味しい、カフェランチを
食べて、お腹と心を満たす。
食後はお茶しながら、雑談する。
好きな映画や本、趣味、
大切にしていることなど、
ゆるゆると適当に話す。
話さず、ぼんやりとしていてもいい。
そんなこんなで夕方になり、
駅で解散する。
全てが非日常的な体験だが、
特別なことは何もしない。
小学生の夏休みに、
田舎へ遊びに行って、虫捕りしたり、
川遊びしたり、縁側でスイカを食べたり
花火をしたことと似ているかもしれない。
静かで安らかで、喜びに溢れる柔らかく優しいひととき。
そして、深く濃密な時間だ。
身体と心に蓄積していた疲れや毒素が、
浄化されるだろう。
ここ数年、開催しているが、
9割9分女性で、
毎年来てくれるリピーターもいる。
女性はフットワークが軽い。
男性、とくにおじさんは、
腰が重い。
人生に疲れているのか、
忙しくてそんなことしてる暇はない、
体が硬いからヨガなんてしたくないと、
テコでも動かない。
だが、一つのことにハマると、
女性よりとことん探求していく傾向がある。
広がるのが女性性、
深めるのが男性性。
僕もそうだからよくわかる。
今まで来てくれた多くの女性たちは、
ヨーガや滝に打たれているときは、
とても静かで真摯な姿勢で臨んでいる。
滝に打たれた後は、
何かが取り払われたのか、
夏休みの少女のようにキラキラした
笑顔で、川で遊ぶ。
女神や少女の姿になった彼女たちの姿は、
どちらもとても美しく、僕は毎回感動する。
ぜひ、男性にも体験してほしい。
きっとブッダや少年のような姿になるだろう。
もちろん女性も引き続き大歓迎。
ヨーガ滝行、未経験のかたでも
楽しめます！
気になる人は、質問だけでもいいので、
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@daisukeyogi8888