前回のキレなし王子から1週間。。。
#キレなし王子
#タイラバ王子が玉子に!?
#あいつは偽物に違いない
#本物のタイラバ王子はどこへ
がトレンド入りするのではないかと心配していましたが、目覚ましテレビを見ている限りはランクインしていませんでした(笑)
タイラバ王子です
キレを取り戻すには巻きに行くしかないでしょう
中6日でリベンジライオンです ガォー
HP↓
シーライオン(SEA LION) – 福井県三国沖を中心にスーパーライトジギング・イカメタル・ナイトアジング・たて釣り・ ティップランをしています。
ブログ↓
GW期間まで好調を維持していた聖地三国エリアですが時化をはさんでガラリと状況が変わってしまい、産卵モードに入ってしまったのかなかなか口を使ってくれない状況に。。。
また例年なら大型真鯛がディープへとレンジを移してイカについたりと狙いやすくなってくるようですが、まだまだシャローから大型が移動せずでフカセで狙う船とエリアがバッティング
しかし、1日でガラリと状況が変わるのもこの時期。大型真鯛の動きに期待して出船です
良い凪ですが、もう少し陽射しが欲しい。。。
浅場はチビ真鯛が多いようで、ストイックにモンスターを狙うライオン船長はチビは無視 ガォー
イワシを追って大型真鯛の反応を探します
この日は昨年のシーライオン年間王座に輝いたとおるさんと、その奥様でなんとキュウマルを捕獲したかっすんさんがご一緒
↓キュウマル捕獲を瞬間
シーライオンのライオン塾で昇り龍のごとく腕を上げられた凄腕ご夫婦なのですなかなか日が合わず、今回初対面なのでどんな釣りをするのか楽しみワクワク
タイラバ王子も負けずに往年のキレを取り戻したいところ(笑)
朝イチは最近流れの良い紅牙ツインカーリーRを軸にセッティング。
ローライトだったのでシルエットを濃く出すイメージで赤黒
ヘッド:紅牙カレントブレイカートリニティα150グラム(ガングロ)
DAIWA : 紅牙 カレント ブレイカー トリニティ α - Web site
ネクタイ:紅牙シリコンネクタイツインカーリーR(チェッカーズレッド&マジカルブラック) 6月発売予定!
DAIWA : 紅牙シリコンネクタイ・ツインカーリーR - Web site
スカート:紅牙カットスカート(格子グロー)
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
DAIWA : D-MAX 尾長真鯛SS キープ - Web site
トレーラー:紅牙中井蟲CURLY 7(ブルードットグロー)
半分にカットしてカーリー部分をチョン掛け
DAIWA : 紅牙 中井蟲CURLY 7 - Web site
朝イチは船も良い感じで流れており、真鯛の感度も入ってくるのですが誰も当たらず
朝の時合いにも期待したのですが、真鯛は口を使わない厳しい状況。。。
その時
胴の間でジグを入れていたアングラーさんにドスンと大型が
なんと
ハチマルに迫るモンスタートラフグ
こんなのおるんや
デカすぎ(笑)
身欠きにしたら何人前やろ~(笑)
食いて~
一期一会のナイスフィッシュ
そんな中で船のトモでとおるさんが真鯛キャッチ
おまつり解いてるときに喰ってきたようで
てことはデッドスロー巻き??
しているうちに朝の流しは終了
イカンッ
またしてもキレがないぞ
ん??
そうか
前回の反省。
タイラバ王子は黙ると駄目(笑)
コレだ
とにかく自らテンションを上げていくと良い方向にまわりだすのがタイラバ王子
船長「おぉ~
デカイの入ってきたぞ~
」
→王子「俺の準備は万端いつでもウェルカム
喰え喰え~
」
船長「おぉ~
今反応浮いていった~
」
→王子「俺のタイラバ、ロックオンしてるんじゃないいつでもウェルカム
ドカンと喰ってこーい
」
船長「おぉ~
今急降下した
誰かのタイラバについていってるかもしれんぞ~
」
→王子「俺のタイラバしか今フォールしてないよ~いつでもウェルカム
巻き出しでドンとこーい
」
しかしタイラバ王子のテンションと反比例して海が。。。
吹く予報だった風が吹かず、潮もない
船はかろうじてウネリで押されて動きますが、タイラバは軽くしても飛んでいかない状況
真鯛の活性もなさそうなのでシステムチェンジ
ヘッドが飛ばないバーチカル戦
→紅牙ベイラバーフリーαTGにヘッドをチェンジ
アタッてきた真鯛は確実に掛ける
→針を1本足して3本針に
僚船が大きいジグで喰わせてる
→イカを意識
ということで
ヘッド:紅牙ベイラバーフリーTGα150グラム(紅牙グリーン)
DAIWA : 紅牙 ベイラバー フリー TG α ヘッド - Web site
システム:紅牙シリコンネクタイツインカーリーR(チェッカーズオレンジ&紅牙レッド)
スカート:紅牙カットスカート(格子グロー)
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)+紅牙フックKP SSサイズ
トレーラー:紅牙中井ノレソレ タイラバ王子細切ver.(グローラメ)
船がトロトロと動いている時のバーチカル戦はタイラバ王子の割と得意パターン(笑)
とにかく上からしっかりフォールさせて、周りの魚探に映ってない真鯛にもアピールするくらいの意識で攻めます
この状況下ではスピニングを使って広範囲に攻めるのももちろん正解だと思いますが、2フォール目にはほぼ真下に戻ってくるので船が止まっていないのであればバーチカルに回数フォールさせてアピールしていくのもひとつの作戦かと思います。
そしてこのバーチカル戦に頼もしいロッドも登場
4月に発売されて以来タイラバ王子も溺愛しているコチラ
紅牙AIR N510MB スリルゲーム
私の大好きなショートロッドが今年AIRにラインナップされました
ショートロッドの良いところは
・ロッドが短い分、竿先がぶれないのでドテラ流しに最適
・なんといっても取り回しが楽。竿先に絡んでもすぐに外せる(笑)
・ただでさえ軽いロッドが更に軽い
・魚を掛けた楽しさ倍増
レングスが短い分、ロングロッドよりはバレやすいデメリットもありますがそこはスリルゲームのしなやかな曲がりでカバー
とくにドテラ流しにおいて胴の間が釣り座になったときの操作性の快適さは病みつきになること間違いなし
そして今回のようなバーチカル戦になった時もロッドが海中に刺さらないのでとても巻きやすいです
今年のモンスター真鯛もこのロッドでした
ショートロッドの快適さを手に入れつつ、魚が掛かると短いと感じさせない
そんな仕上がりです
どことなく乗ってきたタイラバ王子は「まだかな~まだかな~」と巻き巻き
ジジッ
おっ
ジジジッ
ドラグが一気に滑る感じはないものの待望のアタリが
タイラバ王子ヒット~
もう一発
↑これは針3本にしてなかったら獲れてなかったかも…
サイズは50無いくらいの三国でいうチビ真鯛ですが船中真鯛がヒットしない中で何とか喰わせたのでホッと一息
ここからここからとテンションを上げていると。。。
さらに潮が動かなくなった…
上潮は少し動いている感じですが、底潮の巻き感がスカスカ
しかし、キレが戻りつつあるタイラバ王子
ここで取り出すのは
紅牙カーリービーム!!
紅牙イチの強波動を誇るカーリービームは潮無しの状況下でも確実にテロテロとしっかり波動を出して泳ぎます
このスカスカ潮の状況下でなんとか真鯛のタッチを引き出すにはカーリービームに頼るしかない
そう
タイラバ王子は
カーリービーマーだぁ~
システムは
ヘッド:紅牙ベイラバーフリーTG α120グラム(ドチャート)
システム:紅牙カーリービーム(グリーンラメ)
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
トレーラー:紅牙中井蟲CURLY 7(ブルードットグロー)
半分にカットしてストレート部分をチョン掛け
ドチャートカラーのヘッドにグリーンラメのカーリービームはイカパターンのタイラバ王子的鉄板システム
水深は70メーターライン。
カーリービームはフォールでも強い波動で真鯛にしっかりアピールしてくれるので毎回かなり上までしっかり巻き上げるのが肝
ボトムから10メートル、15メートル浮いた反応も入ってきていたので毎回40メートルほど巻き上げて落とすを繰り返します。
浮いたレンジの真鯛にも確実にタイラバを見せるためです
同船者の巻きを見ていましたが毎回そこまで巻き上げている人はいません。
厳しい時間帯こそ同船者とフォールのタイミングをずらす、巻きスピードを変える、人より多く巻き上げるなど違った事を試してみると急にドカンと当たることが多い気がします
巻きスピードはその日の状況で変えていきます。カーリービームが一番テロテロなびくスピードを掴んでください
この流しでは巻きスピードはカウンター表示で3が良い巻き感。
カーリービーマー必殺巻き壱の型
テロテロリン巻き~
ジジジジッ
弱いながらも真鯛らしきバイトが
タイラバ王子ヒット~
あがってきたのは
苦しい状況下で嬉しい1枚
なんとか3枚目
ここで
船長「浅いところのほうがまだ良い潮が入ってるみたいなんで浅場で夕方に賭けます
」
シャローエリア(といっても40メートルライン)へ大きく舵を切ります。
フカセ船もたくさんいますが、タイラバ師の意地をみせてやるぜ~
浅場のポイントは確かに潮が深場よりも動いています
風は無いに等しいくらいですが、この潮で何とか時合いが来て欲しい。
真鯛の反応はバンバン入ってくるのですがフカセのオキアミにボケているのかタイラバ反応しません
水深は40メートルほどなので毎回水面まで巻き上げるオールレンジ巻き巻き作戦です
この時、水深の半分よりやや上くらいで当たったのですが乗せられず
この日は一日真鯛のアタリがとにかく弱くて苦労しました
船が流れている状況なら真鯛が反転してドラグが出たところでアワセを入れるのですが、それが無い。。。
ずーっとタイラバをハムハム噛んでくるようなアタリばかりで難しかったです
そして船中1枚追加して夕方に。。。 し、しぶい…
ここでまったく船が動かなくなり。。。
ただ、夕方という時間的なものに助けられてか真鯛に動きはあるようでポツポツ反応が抜けていきます。
ここで船中お触りのみのワンタッチバイトが多発
なぜ乗らないのか、その時の状況を振り返ると
・船が完全に止まり、タイラバが完全に真下に落ちる状況
・とにかくバイトが浅い
同船した方の釣りを見ていると竿先とラインに90度近くの角度がついています。
タイラバ王子的な感覚ですが
この日のショートバイト傾向も加わって、おそらくタイラバに触ってきた真鯛がティップの弾きに違和感を感じてパっと離す&追ってこないのではないか。
加えて、ドテラ流しで真鯛がバイトしてきてた時は巻きスピードを緩めて巻き続け、真鯛が反転したタイミングで合わせるのが肝なのですが、この状況だけは巻きスピードを緩めると船が全く動いていないので針が刺さってないのではないかと推測。
ここで私が実践していたのは
①とにかくロッドを海面に向けてまっすぐ(ティップとラインが180度)にしてバイト時にティップが弾く感覚を無くす。
②当たってきても全く巻きスピードは緩めず、巻きで針を掛ける巻き掛けに徹する。
の2点です
システムも更に軽くして
ヘッド:紅牙ベイラバーフリーTG α100グラム(ドチャート)
システム:紅牙カーリービーム(グリーンラメ)
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
トレーラー:紅牙中井ノレソレ タイラバ王子細切ver.(グローラメ)
でラスト30分の勝負に
カーリービーマー必殺巻き弐の型
垂直テロテロ巻き~
巻き上げ20メートルで
ガツガツッとバイト
巻き手は緩めずそのままタイラバを巻き上げます。
するとイメージ通り、真鯛がタイラバを離さずガツガツッガツガツッ
とくわえた感じのまま上がってきます。
がっつり針掛かりはしていない感触なので重みが乗ったなぁ~的なところで渾身のアワセ一発
絞り出したロクマルクラス
下針1本ですが上唇を貫通させてます
激シブ攻略のナイスフッキング
同じパターンで終了2分前にも
この日、ラストフィッシュとなるロクマル
1日便で船中11枚と大変厳しい1日でしたが、その中で5枚キャッチと何とかキレが戻りました
サイズは出せませんでしたが、ラスト30分はキレッキレだったかなと(笑)
船長「今日乗ってたのはまさにタイラバ王子であった
いや~、心のモヤモヤがとれた。」
めでたしめでたし
このような苦しい日に当たった時のあの手この手は確実にスキルアップに繋がりますね
本音はボコボコの日に当たりたいですが(笑)
今後、三国エリアは深場に大型真鯛がつきだします。
イカ系のベイトがメインになれば釣りやすくもなるので、ここから大型真鯛ラッシュが期待できますね
5月後半、6月はまさにモンスター真鯛シーズン
次回も気合入れて巻いていきます
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