「七ツ島」
→石川県輪島市の沖合にあるその名の通り7つの島からなるオフショア1級ポイント!ブリ、ヒラマサなど大型青物のポイントして全国的に知られる。「青物いるところに真鯛あり」の言葉通りであれば真鯛の1級ポイントでもあるはずだが情報はあまりなく、タイラバにいたっては投入した人はいるのか?くらい未知の世界、ポイントである。
と鯛ペディアにあります タイラバ王子です
輪島の七ツ島
北陸でオフショアをしている方なら誰もが知っている超有名、超1級ポイントですね
石川県奥能登エリアのタイラバは未開拓な部分が多く、真鯛のポイントもたくさんあると思われますが全く情報が入ってこないのでタイラバ王子的にも未知の世界でした
今回、そんな奥能登のタイラバを開拓しようと私を含む3人の有志が立ち上がりました
奥能登タイラバ調査団の出動です
目指すは輪島沖、七ツ島
そもそもタイラバで出してくれる船なんてあるのか??というところからでしたが、お仲間さんが以前青物ジギングで通っていた船の船長さんが協力してくれることになりました。
輪島港の漁生丸さんです
私は初めてでしたが、船長さんはいかにも能登の漁師さんといった感じで能登生まれの私としてはすんなり溶け込むことができました
朝が勝負タイムのようで午前3時半に港出航(笑)
期待に胸を膨らませ、いざ七ツ島を目指します
船に揺られることおよそ1時間。。。
見えてきました
水平線に向こうに突如として現れる島々。
この島が複雑な潮流を生み、魚豊かな漁場を育んでいます。
最初にポイントは水深90メートルライン。
今回も変わらずタックルはいつもの3セット
ROD : 紅牙AIR N610MHB TG
REEL : 21紅牙IC 150 (ギア比6.3)
ROD : 紅牙EX N65LB TG
REEL : 21紅牙IC 150P(ギア比4.8)
ROD : 紅牙AIR C74MHS-MT
REEL : ルビアスエアリティLT3000
LUVIAS AIRITY(ルビアス エアリティ)|DAIWA
ファーストユニットは
ヘッド:紅牙ベイラバーフリーαタングステン150グラム(紅牙オレンジ)
システム:紅牙カーリービーム(グリーンラメ)
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
トレーラー:中井ノレソレ(グローラメ)カットver.カーリー部分
リアルに朝イチ、朝まずめなので波動強めでビカビカのグローを盛り込んでみます。
エリアが変わってもまずはストロングスタイルで(笑)
1投目巻き始め。
風は微風ですが、タイラバは横方向にグーっと流されます。
潮はかなり流れている感じで巻き抵抗もかなり良い感じ
すると
ジッジッジッ
とドラグが滑りいきなりのヒット~
サイズこそ大きくない感じですがいきなり喰ってくるなんて凄いぞ七ツ島
あがってきたのは
50弱のナイス真鯛
エリアが変わってもやはり今年はカーリービームが熱い
強波動+グローが効いているようで落とすたびに真鯛からのコンタクトがあります
巻き巻き。。。
ジィーーーッ
ヒット~
ナナマルちょい足りないくらいですがナイスサイズ
上唇ど真ん中にバッチリにフッキング
玉呑み対策に使い始めたネムリ針ですが、上手くアタリを捉えてフッキングにもちこめばこんな感じでバッチリ刺さるので良い感じに馴染んできました。
セッティングは段差仕様ですがもう少し釣り込んでみてからお見せしたいなと思います
オスのナイス真鯛~
その後、チャリコサイズにチダイと魚の引きを楽しみ朝マズメパワーを堪能(笑)
しかし何でも喰ってくるわけではなく、カーリービームに長めにトレーラーをつけたものにとにかく反応が良い
色を変えてもそのシステムの波動、シルエットにはバンバン当たってくるので何かありそうですね
これももうちょっと煮詰めていきたいです
そして。。。
陽が昇ると面白いことにぱったりと当たらなくなりました
流れていた潮も緩んで、風も微風とタイラバ的にはマズイ雰囲気
魚探にはポツポツ反応が入ってくるのでいないわけではないんですが、全くのお口使わないモードになってしまいました。
(景色は相変わらず最高です)
なんとかアタリをだそうと細身のネクタイ、シルエットにしてみますがなかなか手ごわい
ここでピーカン天気の時の必殺技
ケイムラカラーを投入
太陽サンサンの時にケイムラは逆効果ということももちろんありますが、個人的には釣れる印象が強いので一度は投入するようにしています。
ヘッドも鉛かつ軽くしてフワ~ッと落とすイメージでとにかくタイラバを見せて巻き始めで何とか喰わせる作戦でいきます。
システムは
ヘッド:紅牙ベイラバーフリーα80グラム(シュガーオレンジ)
システム:紅牙シリコンネクタイSTC(オレンジラメ)+STR(オーロラ)中井チューン仕様
フック:D-MAX尾長・真鯛KEEP (10号段差仕様、PE6号)
トレーラー:中井蟲カーリー7(ケイムラクリア)
DAIWA : 紅牙 中井蟲CURLY 7 - Web site
すると根魚ですが久々に魚からのコンタクトが
美味しい美味しいキジハタちゃん
しかし連発はせず
太陽も真上にきて、海の色もますます澄んできて綺麗な青色に
少なくとも魚は喰ってきたので波動的には合ってそう。
ならばカラーニュアンスを変えずにもう少し色を薄くしてカラーリングのアピール力を落としてみようとネクタイチェンジ。
オレンジラメ → 蜜柑ラメ
オーロラ → クリアラメ
にしてみます。
巻き巻き
巻き巻き
ジッジッジッ
ジィーーーッ
喰ったやんけ~
作戦的中で真鯛からのお返事が
慎重なやりとりで上がってきたのは
サイズはロクマルほどですがヒレがピンピンでコンディション抜群のナイス真鯛
なによりばっちり答えが返ってきたのが嬉しいですね
これもナイスフッキングでしたよ
この真鯛で納竿となりましたが、3名で真鯛は2ケタキャッチとポイントのポテンシャルは存分に感じることができました。
しか~し
船長曰く
「7月なんて一番真鯛の釣れない時期になんで来るの~(笑)」
らしいです
どれだけ最盛期は釣れるんだ。。。
良いのは5月みたいなので来年は七ツ島に潜むモンスター真鯛を獲りたいですね
奥能登タイラバ調査団の今後にご期待ください
後、
連日30度を超える天候が続き、日中のオフショアは陽射しをもろに受けるので熱中症対策は万全にしてください。
直射日光はもちろん、海面からの照り返しもあるので日焼け止めはしっかりと塗りましょう
水分補給も大事です私はスポーツドリンクを1リットル、お茶を1.5リットル、念のための水もペットボトル1本持っていきます。水は顔を冷やしたり、タオルを冷やしたりもできますので持っていくと便利です
しっかりと対策をしてSUMMER鯛夢を楽しみましょうね