先日のブログ記事では、腸を弱らせた原因が、排泄のタイミングを逃して…とか、食生活の偏り…とか、長年の腸のくたびれ…によるものなら意外と簡単に腸も元気を取り戻せるというお話でした。
そして今回は、腸を弱らせている原因に、自律神経の乱れや心の疲れ、女性ホルモン変化など、色々な影響を受けている場合では少し時間もかかる、というケースをご紹介します。
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40代・女性の方で「毎日の排便はあるけど胃痛をなんとかしたい」と言ってご来店されたケースをみてみましょう。はじめの状態は、生理不順で婦人科にも通っているし、浮腫みをとるためにサプリを飲んでるけどよくならない。熟睡できないし疲れやすい、背中も痛い、ストレスも感じる。との事。
実際にお腹を触ってみると、便が毎日出てると言っていたけど、腸の中にビッシリと溜まりがあって、腐敗したガスによって、お腹もパンパンに膨らんで、とっても大変な状態です(隠れ便秘の状態)。
それでも3回目には溜まりも減り、以前は常に35.5℃位の低体温だったのが、毎日36℃を越えるようになった、とのご報告。5回目には、お腹表面も軟らかく大腸の溜まりもなくなって、順調に元気を取り戻していったけど、故郷へ戻った後の8回目には、腸の状態が完全に初めの状態へ逆戻り。
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この方が逆戻りした原因は、故郷へ戻った時に蘇った幼少期からのトラウマで、その後は施術の度に色々なお話を聞かせて頂き、12回目には自分でも意識しなかった思いを涙と共に口に出して気持ちに整理がついたのか深部の硬さがとれました。
また、この方は、過去のトラウマだけでなく、現在の女性ホルモンの変化にも影響を受けている事と、食事指導をしてもジャンク系の食事をなかなか止めれなかったため、実際に腸が安定していくまで、とっても時間がかかりました。
結局この方が、本当の意味でスッキリとした排泄を取り戻し、女性ホルモン乱れからくる不調も軽減して、精神的にも過去にとらわれず前へ進めるようになり、施術を卒業されるまでには、合計で28回もかかりました。
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つまり、不腸の原因は様々ですが、その原因が今も腸を弱らせ続けている状態では、腸が元気をとり戻し安定していくまでに時間もかかります。それでも人生のどこかのタイミングで、本当の意味での自分ケアをおこなわなければ、シンドイ毎日を、これからもずっと過ごさなければいけません。
美腸セラピーは、万病の元の元となる弱ったを元気にしていくと同時に、人それぞれに違う腸を弱らせる原因を見つけて、その負担を軽減していくことで、シンドイ毎日からの卒業をサポートさせて頂いております。
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美腸セラピースクール
NPO法人健康増進技術協会
理事長 松下
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これまでの卒業生の生の声(受講感想)もたくさん紹介しているので、見てみてねー。
※美腸セラピーは、あくまでも「予防療法」であり、「医療行為」ではありません。施術により直接的に病状や疾患の改善および完治を目的とするものではなく、人が本来持つ自己治癒力を高めることで、健康維持・増進を目指すものです。