目的


小売業の診断のため、マーケティング戦略の考え方を知りたい。



内容


第1章 戦略BASiCS


・B:Battlefield 戦場
・A:Asset マーケティング資産
・S:Strength 強み・差別化ポイント
・iは語呂合わせ
・C:Customer 顧客ターゲット
・S:SellingMessage 売り文句


・Battlefield 戦場を決める
 ・勝ちやすい戦場を選ぶ
 ・戦場は顧客の頭の中に存在する

・Asset マーケティング資産を決める
 ・他社になり競争上優位となりうる独自試算
 ・強み(Strength)を下支えするもの

・Strength 強みを求める
 ・顧客にアピールする強み
 ・顧客が欲しがるものであること

・Customer 顧客ターゲットを決める
 ・セグメンテーション=分類
 ・ターゲッティング=絞り
 ・絞って絞って絞ってNo.1になる
 ・強み(Strength)を評価する顧客を選ぶ

・SellingMessage 魅力的な殺し文句を決める
 ・伝わらないものは価値がない
 ・戦略的(左脳)×印象的(右脳)
 ・強みを戦略的に伝える(具体性)
 ・顧客の中で差別化されることば
 ・シンプルに、インパクトをつけ、お客様の興味を引く


・全体最適を考える



第2章 マインドフロー


・マインドフローで顧客の体験を顧客視点で顧客の経験順番で追う
 ①認知 商品の認知率
 ②興味 興味率
 ③行動 資料請求数、来店者数など
 ④比較 競合商品購買率・人数
 ⑤購買 購買率・人数
 ⑥利用 利用率
 ⑦愛情 愛情度
・課題を明らかにし、解決を図る


第3章 ニーズの広さ深さ


・ニーズの広さ より多くの人が欲する商品
・ニーズの深さ ロイヤルティが高いブランド
・経年変化を追う
・競合との比較をする
・方向性を決める
・ニーズを深める手法
 ・こだわり商品を作る
 ・考え方・ポリシーを伝える
 ・品揃え・商品選択基準にこだわる
 ・顧客を教育する
 ・コミュニティを作る
 ・内緒で少しオマケする



第4章 売上5原則


・利益=売上-費用
 ・売上=客数×客単価
  ・客数=既存顧客+①新規顧客-②流出顧客
  ・客単価=③購買回数×1回当たりの購買金額
   ・1回当たりの購買金額=④購買商品点数×⑤商品1点当たり単価


・売上をあげる5つの原則
 ①新規顧客の増加
 ②流出顧客の減少
 ③購買頻度の増加
 ④購買商品点数の増加 クロスセルを行う(店内販促)
 ⑤商品1点当たり単価の向上

※費用の分析は考えていない



第5章 プロダクトフロー


・お客様があなたの商品を買っていく流れ
・商品・サービスの3つの原則
 ①あげる商品 無料で提供する商品
 ②売れる商品 お客様がぜひ買いたい、と思う商品
 ③売りたい商品 利益を稼ぎ出す商品

・あげる→売れる→売れたい商品へと流れてもらう
・あげる商品 体験版、育毛診断



感想


マインドフローとプロダクトフローは秀逸。

そのまま企業の売上向上策に使えるのではないか。


ただ、BASiCSはピンとこなかった。

確かにSWOT分析は分析というよりは施策の裏付けとして利用する

ことが多いのだろうが、議論する上で分かりやすいのが良い。


BASiCSは強み・弱み・機会・脅威の4つの要素を全て考慮し、

全体最適を図るというが、これがかなり難しい。


あと、売上5原則は当たり前の原則。

要素を分解しただけでは?


勝間式「利益の方程式」に比べ、費用の要素が語られておらず、

売上だけに着目されても使いようが無い。



それを差し引いてもマインドフローとプロダクトフローは非常に使いやすい。

ケーススタディも分かりやすく、すぐに使用できる考え方。

これだけでも買いでしょう。


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