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ようやく手術の番が回ってきたのが20:00過ぎ。
手術着に着替えて車椅子で手術室へ。
順番が前の人の車椅子とすれ違う。片目にガーゼつけて俯いてるので
めっちゃぐったりしてるように見えてビビってガン見。
後から考えたら術後はうつ伏せって言われるからなのだがその時は震え上がった。
手術台に寝て一番怖かったのはまだ全然見える時に顔にラップみたいなフィルムを貼られて
ハサミで目のとこだけジョキジョキ切られたとこ。
目のそばで刃物が動いてるのが怖いしもしかして手術自体もこの調子で見えながらやるんか?
拷問じゃん…と麻酔前のこの時が逃げ出したいピークだった。
では始めますよーで真上の照明を見るよう言われる。
これで眩しすぎて視界がチカチカ真っ暗になりその後何も見えなくなる。
麻酔の目薬さした後に注射の麻酔も目に刺したと思うんだけど痛み無し。
触覚だけはうっすらあるのでなんかゴソゴソやってるなー目を押してるなーって感じ。
手術中は視界が真っ黒になったり真っ白になったり。
その黒や白が揺れてるのが先生の手の動きなんだろうと思われる。
現実感がないので逆に怖くなくて良かった。
手術の様子は見えない、麻酔で痛くないというのがわかったので
気持ちに余裕が出てヒマを持て余す。
前の日右目の裂孔のレーザー手術した時に「剥離のほうの手術はこれより痛いですか」と訊いたら
そっちは麻酔ガッツリやるからレーザーより痛くないよと言われた。
うそつけどうせ慰めだろと信用してなかったけど概ねその通り。