福岡西陵は昨年の選手権予選で、初の3回戦進出という結果を残した。
昨年の選手権予選
主力として2年生が大きく貢献しており、今季はその経験を活かした躍進が期待できる。
キャプテンの平川 磨柊
【レポート】
13分、西陵は新井 祥太がバイタルに侵入し、グラウンダーのクロスを上げる。
走り込んだ平川 磨柊が触れることはできなかったが、小倉東の肝を冷やす。
ここから西陵がギアを上げ、得点の雰囲気を感じさせる。
そして迎えた32分、右のコーナーキックから、内野 友翔が見事なヘッドでネットを揺らし、西陵が先制する。
No.2 内野 友翔
後半、1点ビハインドの小倉東は良いリズムの時間は作るが、持続せず、流れを引き寄せられない。
66分、新井 祥太のゴールで西陵が勝負を決めた。
No.11 新井 祥太
【コメント】
福岡西陵高校 内野 友翔選手
Q:試合の感想をお願いします。
A:立ち上がりに、自分のミスでピンチを招いてしまったので、自分のゴールで試合の流れを引き寄せることができて良かったです。
Q:明日は強豪の九国との対戦ですが、意気込みをお願いします。
A:ベスト4のチームと戦う機会は滅多にないので、公式戦で戦えることを楽しみながら、勝てるように頑張りたいです。
新井 祥太選手
Q:試合の感想をお願いします。
A:前半は厳しい展開が多くありましたが、後半になるにつれて、自分たちのペースが増えて、最後にハイボールの落下地点を予測して、冷静に流しこめたので、良かったです。
Q:明日は強豪の九国との対戦ですが、意気込みをお願いします。
A:格上の相手ですが、めげずに直向きに、西陵らしいプレーで頑張ろうと思います。
【写真家の独り言】
小倉東のキャプテンの小方 晴は、試合後の保護者への挨拶で声を詰まらせた。
私が見てきた限り、最初の大会である新人戦で本気で悔しがれるチームは、急成長を見せてくれる。
今後の可能性を感じる場面であった。