九州クラブユース選手権、アビスパとギラヴァンツの福岡ダービーを取材した。
プリンスリーグ所属のアビスパに対し、ギラヴァンツは福岡県2部リーグ所属で、カテゴリーを見れば格上と格下の対戦だが、3月にはPK戦までもつれ、アビスパが勝利している。
着実に力をつけているギラヴァンツが、どこまで戦えるのかに注目した。
アビスパ福岡
ギラヴァンツ北九州
【レポート】
開始1分、ギラヴァンツは左サイドからのアーリークロスを放り込み、アビスパがクリアーしたボールをシュート。ジャストミートしなかったが、ギラヴァンツがファーストシュートを放つ。
アビスパは3分、コーナーキックからヘディングシュートでGKが押さえ、両チームとも早々にシュートを放つ。
7分、藤村 海大のゴールでギラヴァンツが先制に成功する。
先制したギラヴァンツは、しばらくアビスパの攻撃を跳ね返し、良い雰囲気が感じられた。
松下 時隆、シュートブロック、パスカットでアビスパの攻撃を押さえていた。
しかし、32分に北浜 琉星のゴールでアビスパが同点に追いつくと、一気にギアが上がり41分に山本 隼輔のゴールで逆転に成功し、アビスパのリードで前半を終了する。
山本 隼輔No.8
後半に入るとアビスパが力の差を見せつけ、2点を追加して4−1となる。
ギラヴァンツもチャンスは作るが、ゴールは生まれず4−1でアビスパが勝利した。
【コメント】
ギラヴァンツ北九州、重松 和希キャプテン
Q:試合の感想をお願いします。
A:やろうとしていたプレッシングがハマって、早い段階で得点できましたが、そこからの試合運びの部分で、簡単に前に蹴りすぎたかと思います。
失点の場面は、自分の判断ミスで失点してしまい、流れを逃してしまったので、申し訳ない気持ちで一杯です。
後半から切り替えて、またプレッシングをすることが出来なかったことが、改善すべき部分かと思います。
Q:今後の目標を教えてください。
A:クラブユースで全国に行く夢は消えてしまいましたが、県1部リーグに昇格する夢は続くので、切り替えて県1部昇格を叶えたいと思います。