高円宮杯JFA U-18サッカー福岡県2部リーグD、筑紫丘高校−筑紫高校 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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 二次予選出場校である両チーム、特に筑紫丘は特に新人戦での健闘が印象に残った為、選手権前に観ておきたいと思い、今日の取材に選んだ。


【レポート】
 筑紫丘のスターティングメンバーは、主力の3年生を外して2年生を中心に組まれていたが、序盤からペースを握る。18分、丸橋 恒太のゴールで先制。

丸橋 恒太No.18


筑紫丘は勢いに乗った筑紫丘は、16分にゴールを決めてリードを広げる。

思うようにチャンスを作れない筑紫は38分、森 昭之信が粘って角度のない位置からシュートを放ち、GK佐藤 秀音が弾いてコーナーとなる。

森 昭之信



肝を冷やした筑紫丘だったが、前半終了間際に追加点を決め、3−0で前半を折り返す。


後半、筑紫はフリーキックからゴール前に放り込んだボールに合わせて、1点を返す。


時間的に、ここで流れを引き寄せれば筑紫に逆転の可能性はあったが、試合の流れは変わらず筑紫丘ペースで進む。


しかし、後半の筑紫丘の攻撃は荒削りで決め手を欠き、追加点は生まれず3−1で試合終了。勝利した筑紫丘も課題が見える内容だった。

【コメント】
筑紫丘高校、高山 優キャプテン


Q:試合の感想をお願いします。

A:スタメンは1、2年生で、先週の試合で分かった課題を改善しようと、練習で取り組んでいたので、その部分は集中して、声をかけながら取り組めたと思います。

Q:後半は攻めた中でゴールがありませんでしたが、その点に関しては?

A:後半の集中力や体力が足りなくて、最後の精度が欠けてしまい、決めれる場面で決めれなかったので、改善が必要だと思います。

Q:選手権まで1ヶ月を切りましたが、どう取り組んで行きたいですか?

A:一次予選が終わってから3年生はオフ期間があって、その鈍りが残っているので、3年生はコンディションを上げたいです。
目標のベスト8を狙う為には、シード校を倒さないといけないので、練習からベストの気持ちで取り組みたいと思います。


筑紫高校、原田 拓味キャプテン


Q:試合の感想をお願いします。

A:ボールを回して相手を走らせるというのが、チームのスタイルですが、回す段階でミスが出て失点に繋がり、雰囲気が悪くなってチームとしてのズレが生じて、後半までズルズル引きずってしまったと思います。

Q:戦い方次第では、1点を返した段階で流れを引き寄せることも可能だったと思いますが?

A:自分たちのスタイル以外で決めたことで、流れを引き寄せることができてないと感じました。
後半に筑紫丘の3年生が出てきて、リズムが変わり、対応が遅れたとも思いました。

Q:選手権まで1ヶ月を切りましたが、どう取り組んで行きたいですか?

A:自分たちは福岡県で意外性のあるチームだと思うので、沢山の人に観てもらえるようなプレーをする為に、回す段階でミスがないようにすることと、ゴール前で驚かせるプレーを出せるように練習して行きたいと思います。