九州社会人サッカー選手県福岡大会決勝 春日イーグルス−光陽クラブ | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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 準決勝から4時間後に行われた決勝戦は、春日イーグルスと光陽クラブの対戦となった。
勝利したチームには8月1、2日に大分県で開催される九州選手権の出場権が与えられる。


【レポート】
 同日に準決勝を戦っている為、静かな立ち上がりを予想したが、光陽のギアが高い。
2分にバイタルに侵入して放ったシュートはGKが弾き、こぼれ球を再び放ったシュートは手の届かないコースだったが、DFがゴールラインギリギリでかき出す。

6分、光陽はイーグルのパスをカットすると、荒木 康太がゴール左隅に突き刺し先制する。


その後も光陽のペースで試合が進み、苦しい展開のイーグルスだが18分、森下 俊則がロングに走り、ペナルティーエリアに侵入し、チャージを受けるがノーホイッスル。


イーグルスは前半のシュートはなく、光陽は先制後もチャンスを作るが追加点は生まれず、1−0で前半を終了する。

後半6分、イーグルスはコーナーキックから枠を捉えるシュートを放ち、ようやくシュートが生まれる。

光陽もチャンスを作るが追加点には至らない。


イーグルスは交代カードを切り、同点ゴールを目指し、そして迎えた後半40分、途中交代の瀬里 光平のゴールが決まり、遂に同点に追いつく。


5分の長いアディショナルタイムだったが、決勝点は生まれず勝負はPK戦に突入した。

先攻の光陽の1人目のキックを永田 貴宏が防ぎ、イーグルスが有利に立つと、選手たちに余裕が生まれ、全員が成功して逆転優勝を飾った。




【コメント】
春日イーグルス、瀬里 光平選手


Q:準決勝、決勝の感想をお願いします。

A:準決勝の三宅クラブは、県リーグでも優勝している格上のチームなので、自分としても、勝ちたい相手に勝つことが出来ました。
決勝は相手のペースで苦しい時間もありましたが、途中から自分が入って、同点ゴールを決めてPK戦で勝てたことは、九州大会にむけて弾みになりました。

Q:このブログは高校生が沢山見ているのですが、卒業後もサッカーを続けたいと考えている選手にアドバイスをお願いします。

A:僕は高校時代から春日イーグルスに所属していて、社会人で続けられる環境がありました。
大学の部活で続けるのも素晴らしい選択肢だと思いますが、もし色々な事情で大学ではなく社会人でサッカーを続けたいという人は、どんどん飛び込んできてもらって、一緒にやれたら良いと思います。


永田 貴宏選手


Q:試合の感想をお願いします。

A:前半は相手のプレスで厳しい局面がありましたが、後半は相手の疲れも見えてきたので、最後の最後に裏に1本抜け出して決まったので良かったです。

Q:PKを止めた感想をお願いします。

A:PKはGKで大体決まると自負していて、最初を止めたら勝てると思っていたので、止めれて良かったです。

Q:九州選手権に向けて

A:久々の九州選手権になりますが、1試合1試合、上を目指して頑張りたいと思います。

Q:このブログは高校生が沢山見ているのですが、卒業後もサッカーを続けたいと考えている選手にアドバイスをお願いします。

A:大学の部活という選択肢もありますが、社会人のチームは年齢が幅広く、経験が豊富な選手が多いので、色々なアイディアを話しながらプレー出来るし、社会人で続けるのも、一つの選択肢になると思います。

辻川佑哉選手


Q:準決勝、決勝の感想をお願いします。

A:暑かったし、ダブルヘッダーで身体的にも精神的にもキツかったけど、優勝できて良かったです。

Q:準決勝のゴールの感想をお願いします。

A:一番決めたい時間帯だったので、入って良かったです。

Q:九州選手権に向けて

A:相手も県の代表なので強いと思いますが、まず初戦を勝てるように頑張りたいと思います。

Q:このブログは高校生が沢山見ているのですが、卒業後もサッカーを続けたいと考えている選手にアドバイスをお願いします。

A:社会人は体格の部分でギャップがあると思うので、そこを意識しておけば、すんなり入れると思います。