6月21日、乃木浜総合公園にてFCバレイン下関が主催する『乃木浜チャレンジマッチ2020』が開催された。
この大会は新型コロナウイルスが社会に大きな影響を与えている中、少しでもサッカーで地域に元気を届けようと企画されたプレシーズンマッチだ。
入場時は全員に検温と消毒が義務付けられ、会場内ではソーシャルディスタンスが呼びかけられた。
対戦相手はいずれも下関市に拠点を置く山口県リーグに所属している。最初の常盤クラブ戦は、開始早々に先制したバレインは前半に5点を奪い、力の差を見せる。
途中、常盤クラブが攻め込み食い下がるが、得点には結びつかない。
攻め込む常盤クラブ
後半、バイレインの追加点は1点に留まったが、無失点で勝利した。
2試合目のFCブルーローズ下関戦、バレインはセカンドユニフォームにチェンジ。
前半からバレインが一方的に攻め込むがブルーローズも踏ん張り、前半は無得点で終了する。
バレインの攻撃を防ぐブルーローズ
しかし、後半に入るとバレインのゴールラッシュとなり6−0で勝利した。
感染予防の為、サポーターの声出し応援はなかったが、横断幕は設置され、前後半のキックオフ前からキックオフ直後の数分間は録音でチャントが流れるなど試合の雰囲気を盛り上げた。
この日の観客は2試合合計で150名
バレインの所属する中国リーグは、今シーズンの中止という苦渋の決断となったが、JFL昇格をかけた地域チャンピオンズリーグ中国地域代表決定戦への出場が既に決まっている。ホームタウンの下関に明るい話題を届ける為に頑張って欲しい。