九州プリンスリーグリーグ第13節、九州国際大学付属高校-アビスパ福岡U-18 | 写真家・久冨大のフットボール日誌

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【前半戦】
立ち上がりの隙を突き、九州国際大学付属高校(以下、九国)が先制ゴールを挙げる。


しかし、僅か5分後にアビスパ福岡U-18(以下、アビスパ)が左サイドからのコーナーキックを、ヘッドで合わせてネットを揺らし同点とする。


13分、アビスパの崎村 祐丞がペナルティーエリアに走り込み、GK河津 皓紀を躱してシュートを放つが、瓦林 陸がブロックし、ゴールを許さない。瓦林 陸は、上手く相手とボールの間に入り、何度もアビスパの攻撃を封じていた。

九国、瓦林 陸No.7

アビスパは同点ゴール以降、ボールキープ率で上回り、ゴールに近づくが、フィニッシュの回数は少なく、思い通りの展開とは言えない。逆に粘り強い守備が特徴の九国サッカーが機能していると言えるだろう。

アビスパ、稗田 圭吾No.14


アビスパ、野中 優之介No.10

前半は1-1で折り返す。

【後半戦】
後半も、九国が守る時間が長かったが、終盤になるにつれ、途中出場の選手が攻撃に絡み、アビスパゴールを脅かす。

29分、溝上 暉浩に代わって入った新竹 皓太が左サイドから切り込み、角度のない位置からシュートを放ち、惜しくもを外した。

新竹 皓太

35分には、同じく途中出場の永井 絢大が、左サイドを走り、ペナルティーエリアの深い所に切り込むが、シュートの前にGK間嶋 佑弥に防がれゴールに至らない。

永井 絢大

その永井 絢大がアディショナルタイム、ロングボールに走り、スライディングでゴールに流し込み、勝ち越しに成功。




劇的ゴールで勝負が決まり、九国はプリンスリーグ6連勝で2位をキープした。

二次予選まで約1ヶ月、高校総体連覇を達成した東福岡が頭一つ抜けているが、九国は最有力の対抗馬といって良いだろう。



その後に行われた筑陽学園と東海大五は8-0で筑陽が勝利した。