ルワンダから

今日は、松本悠という
教員をしている仲間と共に取り組んできた
教志の会の打ち合わせが
京都でありました。

アフリカにある
ルワンダという国から、
日本の福島に移り住んでおられる
マリールイズさんという女性と
打ち合わせをしたのですが、
この方はルワンダで生まれ育った方で、
この国はかつて大虐殺が行われた国です。

マリールイズさんも目の前で
多くの人が殺されていく中で、
自分も紙一重で、
3人のお子さんを抱いて
必死に逃げて
生き延びることができた方です。

今、NPO法人ルワンダの教育を考える会
というものを立ち上げられて、
先日も、ルワンダに学校を
建設されたそうなんですが、
実際に日本の福島県に住みながら
講演活動などを通して、
ルワンダへのサーポートを
呼び掛けられている方なんです。

僕は、以前から世界で行われている
200以上ともいわれる紛争について
とても心を痛めていました。

どうしてそういった紛争が起こるのか、
またどのようにしていけば
そういった紛争が一つでも減るんだろうと
これから多くのことを
学んでいきたいなとも思っていたので、
実際に紛争で苦しみ、
今、平和活動をされている
マリールイズさんとお逢いできたことは、
本当に僕にとってかけがいのない
出逢いとなりました。

今日は、1時間ほどしかお話させて
いただくことはできなかったのですが、
マリールイズさんも、僕が音楽を通して
行ってきた活動というものに対して
すごく共感して下さって
これからこの縁をきっかけに、
日本とルワンダが繋がるような活動を
共にしていただけたらいいねという
素敵なお話をさせていただくことができました。

最近、こういった自分の役割に
本気で向き合って生きている人達と
出逢うたびに思うことがあって
本当にそういった人たちは
瞳が素晴らしくて、
キラキラ　キラキラとした瞳で
瞼をいっぱいに開いて
まっすぐに視線をそらすことなく、
外すことなく、僕の目を見て
一言一言を大切にお話をして下さります。

今、特に日本の子供達は、
大人の目を見るのが苦手だという、
そんな子供達がほとんどなんじゃ
ないかなって思います。

大人が信じられないっていう子供が
たくさん増えているこの国で、
まずは、自分自身から
そういったキラキラした瞳で
人と接すれるような人になって
いきたいと強く感じさせられます。

そして、一人でも多くの子供達が、
キラキラとした瞳で
生きていってもらえるように
これからも音楽を通して、活動を通して、
メッセージを伝えていければなと思います。

今回のマリールイズさんとの出逢いを
たくさんの自分の学びと経験に
繋げていけたらなという風に思いました。