ー 教志の会 ー
"ロックバンドおかん"の活動の中で
月に２、３校の中学校、高校へと
ライブ公演を行いに行かせて頂いていることもあり
先日、仲間の熱き教師
「松本 遥（はるか）」と共に
先生たちが繋がりこれからの教育について語り合う
「教志の会 第二回」を
大阪福島にある僕のお店
"EARTH DIVER Cafe&Dining"にて開催しました。
今回の会の中でも素晴らしい話が
たくさん出ました。
新任の先生がまだ生徒と年齢が近いことで
互いの距離感の取り方について考えておられたり
"いじめ"についてどう対応しているかについてなど。
それぞれの先生が思う子供達との在り方を
交換し合う、愛の溢れた場となりました。
年間に全国の学校で
１万人以上の子供達に歌を届け、触れることで
僕たち大人が届けるべき
大切なことの一つとして感じるのは
「信じられる大人でいてあげること」
学校での生活の中で
両親以外で触れる唯一とも言える大人が
先生たち。
その先生への信頼が社会に出てからの
人に対する信頼となっていると思うです。
うまく伝えられなくても、
どんなに不器用だったとしても
正直に向き合ってあげることが
子供達の心の奥深くに届くのではないでしょうか。
学校でのライブの時にも
ライブが始まる最初は、笑って馬鹿にされることが
たくさんあります。
しかし、
子供達の目が一斉に僕を見て
その表情が変わる瞬間は
辛かった経験や、うまくいかなかった経験を
包み隠さずに伝えた瞬間なんです。
学校の先生にも一人一人の人生ドラマがあると思います。
「家が貧乏でアルバイトしながら
一生懸命頑張って、何度も試験に落ちながらも
ようやく教師となり担任を持つことができた。
そうして出逢えたのが
クラスの一人一人。
昔、どうしようもなかった自分を救ってくれた
恩師の先生のような先生になって
少しでもみんなの人生をサポートしたい。」
そんなふうに本音の想いを伝えられた子供達の心は
必ず震えてくれると思うんです。
今回の話の中で、
「道徳」という言葉が沢山出ました。
道徳の教科書の中の
素敵なエピソードを話す以上に
自分の人生のドラマを伝えることで
本当の道徳を伝えることに繋がるのでは
ないでしょうか。
これから夏まで、
２ヶ月に一回のペースでこの「教志の会」を
行っていきます。
この記事を読んで下さった熱き先生たち、
ぜひ参加して下さいね。
共に子供達の人生を輝かせていきましょう。
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