消失 | 大悟徹底 伍

大悟徹底 伍

社会人3年目。


家電業界に身を投じ、デジカメ・PCを販売してたと思ったら、
気付けば本部・財務経理部へ!

新たなステージのために、日々精進・・・!

 涼宮ハルヒの消失(2009)

【監督】
武本康弘

【原作】
谷川流

【脚本】
志茂文彦

【出演】
* 平野綾(涼宮ハルヒ)
* 杉田智和(キョン)
* 茅原実里(長門有希)
* 後藤邑子(朝比奈みくる)
* 小野大輔(古泉一樹)
* 桑谷夏子(朝倉涼子)
* 松岡由貴(鶴屋さん)
* 白石稔(谷口)
* 松元恵(国木田)
* あおきさやか(キョン妹)

 オススメ度:★★★★★★★☆☆☆

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 2011年、一発目に見る映画がハルヒとは・・・w

でも、これが思ったよりも良作で安心した。
ハルヒなんざ、原作は読んでないし、2期は半分で切っちゃったし、1期は全部見てたけど。 特に思い入れがあるわけではないので、平常心で見れる。 鶴屋さんが一番イイと思う(ぇ

 1期と2期をちょいと見てるだけで、かなり物語が詳しく分かる。 これはラッキー。
だがしかし、まっさらな初めて見る人にとっては、どういう風に写るかは疑問。 最近は、あらかたの設定を知っている人向けの映画が多いよね。
 ちなみに、本作は2時間半近くに渡る長さだが、そこまで時間は気にならなかった。 

 映像は普段のアニメと比べて段違いで出来がいい。
背景の書き込みは以前から凄いけど、光の表現具合と言い、動静がうまく表現できてる気がする。 全然関係ないキャラでさえ、よく動くし、話す。


 劇中、ハイペリオン(小説タイトル)が出てきたり、栞があったり、入部届とか、素敵なツールが色々出てくるのが、とても見ていてホッコリするものだ。 これはファン向けの要素なんだろうな。
 

 同じ長門を演じているのに、前半と後半とで微妙な声色で、演じ分ける茅原さんはスゲェ・・・。 初め「あれ、役忘れちゃったか」と不安になったが、そうではなかった。

 ハルヒの消失、というだけあって、今回主役はハルヒでなく長門。
一番ファン数が多い(長門ファン)層には、至高の一本になってるんだろうな。 上の限定版の画像も長門だし。 ちなみにキャラクター性は、綾波と同じだなー。

 
 ちょっと謎めいた感じを残しつつも、終わりはシッカリまとめてある。
 
 あえて恋愛沙汰にしないように、仕向けるのはこれは難しい・・・。 色恋ものにしようとしたら、簡単にできる所だったので、あえてそこを出さないのがよし、と。
 「仲間なんだから」 と、根幹は非常に分かりやすいテーマだし。

 今度、見た人に感想を聞いてみるかなw